#
# #
# LANG

トピックス

人天経綸図

©︎KEIKO TAKAHASHI

人天の経綸とは、人と天によって織りなされる約束のことを言います。大いなる存在・神の目から人間の人生を眺めると、どのように見えるのか、その人生のありようを示したものが、この「人天経綸図」です。

「人天経綸図」は、人間を永遠の生命=魂として捉える円環的人生観に基づいています。円環的人生観とは、魂は「過去世」「現世」「来世」という人生の繰り返しを重ね、その中で魂が抱くテーマ=カルマを克服し、魂願の成就を果たしてゆくと捉えるまなざしです。

こうした円環的人生観のもとで、「人天経綸図」には、「宿命の洞窟」「運命の逆転」「使命の地平」という3つの契機によって、人生の道のりが示されています。私たちは誰もが生まれるならば、自らの魂が抱く未熟である「カルマ」と、3つの「ち」(血・地・知)から成る宿命にのまれます。その道のりを、「人天経綸図」は「宿命の洞窟」として解き明かしています。

さらに、私たちが「宿命の洞窟」から脱出するならば、魂が果たすことを願っていた「使命」を生きることができます。この道のりを、「人天経綸図」は「使命の地平」として解き明かしています。

「人天経綸図」が初めて明かされたのは、2000年の「善友の集い」──。それ以降、高橋先生は幾多の「魂の学」の理論を説き、数々の会員の神理実践を導かれ続けました。それらの蓄積をもって、2017年、「宿命の洞窟」から「使命の地平」へと至る具体的な智慧として「運命の逆転」が中央に据えられ、新たな「人天経綸図」が開示されたのです。

出 典
2017感謝の集い「人天経綸図――神のまなざしが捉える人生」(ご講演BD・DVD・CD)