
今、自著を語る
今、自著を語る
本当の人生を取り戻し、輝いて生きる

人生を取り戻す 「まさかの時代」を生き抜く力
2023年発行
100年に1度と言われる予測不能の「まさかの時代」──。確かな拠りどころを見失っている私たちに、高橋先生は、誰もが自らの本来の人生を取り戻し、輝かせて生きる術(すべ)を解き明かされました。アフターコロナの新時代を開く希望の書が、ついに発刊されました。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。
人生とは、魂の存在にとって、肉体をもつことによって初めて経験することのできる修行所──。様々な出会いと出来事、種々の試練や問題を受けとめ、それに応えることを通じて、自らの魂を磨き、人生を貫く願いを果たそうと歩んでゆくものです。しかし、様々な理由から、その人生を見失い、手放してしまうのも、私たち人間です。
本書には、「コロナ」「親ガチャ」「窓際」「回り道」「落ちこぼれ」「病」、そして大切な人との死別=「喪失」という危機によって人生を手放しかねなかった人たちが、「魂の学」の生き方を学び、自ら魂の感覚を蘇らせることによって人生を取り戻した7つの実践の物語が掲載されています。
改めて見つめてみるなら、ここに記された7つの危機は、ただ個人の危機というだけではなく、それぞれの年代の人々が共通に抱える社会の問題でもあります。それらを1人ひとりの側からでも解決できる道を提案し、一緒に取り組もうと呼びかけているのが本書なのです。
目次(抜粋)
プロローグ──人生を取り戻す
魂の感覚を抱くとき、すべてが一変する
第1章 「コロナ」から取り戻す
私たち人間は無力なのか
「人生=X×Y」という方程式
第2章 「親ガチャ」から取り戻す
人生の弁証法──人生進化の3段階
第3章 「窓際」から取り戻す
窓際の危機
人生の公案に応える因縁果報の智慧
第4章 「回り道」から取り戻す
願いなんてわからない
本当に感じていることは何か──人生を導く「心の声」
第5章 「落ちこぼれ」から取り戻す
「敗者」「落ちこぼれ」は決定的な烙印か
開かれてゆく人生
第6章 「病」から取り戻す
病苦──重い病になったら人生をあきらめるしかないのか
魂の炎のバトン
第7章 「喪失」から取り戻す
「喪失」──大切な人との死別
さらなる挑戦へ──「喪失」から人生を取り戻す
エピローグ──奇跡の横棒1本
心を知り、光の次元に自らを解放する

新・祈りのみち 至高の対話のために
1987年初版、1999年和英対訳版、2006年改訂版、2012年ポルトガル語版、2014年英語版改定版発行
うれしいときも悲しいときも、順風のときも試練のときも、そして人生の転機のときも、本来の自分に立ち還り、新たな道を開いてゆく。そのための人生の同伴者として、常に傍らに携えていたい『新・祈りのみち』──。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。
様々なエネルギーが渦巻く私たち人間の「心」──。快苦に翻弄され、アップダウンするエネルギーがあれば、「魂」の強さとやさしさを体現するエネルギーもある。あたかもカオスのように捉えがたいその「心」から、「本心」や「魂の力」を引き出し、世界の法則と共振して歩むために生まれたのが、『祈りのみち』です。
そんな「今までにない祈りの本」の構想は、法の継承後、私が自らの「心」と向き合い、そこに流れ込んだ3つの「ち」(血・地・知)、人類のカルマを見つめながら、対話を続ける中で生まれてきたものです。1つ1つの「想い」を受けとめ、浄化し、「本心」へと転換する中で、世界と響き合う道を見出してゆきました。言うならば、『祈りのみち』は私自身の「心」の解体新書として生まれ、個々の祈りは「心」を知り、光の次元に自らを解放するための道そのものとなったのです。
目次(抜粋)
こころに祈る
不満を募らせるとき
不安と恐怖を抱くとき
比較・競争にとらわれるとき
怠情に流されるとき
機会に祈る
今日の祈り
逆境・障害の中にあるとき
病苦を受けとめるために
誕生日の祈り
葬儀に臨んでの祈り
みちに祈る
呼びかけを受けとめるための祈り
魂願成就のための祈り
カルマ超克のための祈り
感謝の祈り
「菩提心発掘」のための祈り──十二の菩提心を育む
「快・暴流」の煩悩を超えるための祈り
「苦・暴流」の煩悩を超えるための祈り
「苦・衰退」の煩悩を超えるための祈り
「快・衰退」の煩悩を超えるための祈り
祈りについて
高橋信次先生から
高橋佳子先生へのバトンの物語

天涙
1994年発行
苦難や人生の不条理を受けとめ、それを超えてゆく生き方を貫いた、多くの魂の物語が綴られた『天涙』──。最終章の「天涙」には、高橋信次先生から高橋佳子先生へと引き継がれたバトンの物語が記されています。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。
『天地有情』の発刊後、会員の方々の人生の物語を改めて紡がせていただいたのが『天涙』でした。登場されるのは、市井に生きるお1人お1人。言うならば、名もなき人々です。しかし、その人生の足跡は、何とまばゆい輝きを放っていることでしょうか。どんな人生にも、心深く語られるべき物語がある──。それを心底、私に教えてくれました。
私自身も、人生の物語を紡いでいる1人です。この本で、祖師高橋信次先生の最晩年の思い出を綴らせていただきました。最期のご自覚をされてから神理の追求の厳格さを研ぎ澄まされた先生と、その真意を受けとめることができなかった周囲の人たち──。その断絶の事実を見つめることから、「基盤論」「自業論」「響働論」が生まれました。私にとって、「魂の学」の土台となった三論の神理は、先生からのバトンの証となったのです。
目次(抜粋)
風炎
一粒の麦
約束
邂逅
絆の海
冬の花
夕映え
寂光
水平線
月天(がってん)
天涙