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魂願とカルマ

魂の奥底には、その魂が強く抱く願いである「魂願」と、その願いを生きることを阻む魂の弱点や未熟である「カルマ」という、光と闇のエネルギーがあります。魂は自らの「カルマ」を克服し、「魂願」を果たすために、転生を通して、繰り返し挑戦してゆくのです。

「魂願」とは、魂がどうしても果たしたいと願っている願いであり、光のエネルギーです。「カルマ」とは、「魂願」を生きることを阻む魂の未熟であり、弱点や歪み、闇のエネルギーです。
「魂願」は、1度の人生で果たすことはできません。同様に、「カルマ」も、1度の人生で克服することはできません。魂は「カルマ」を克服し、「魂願」を果たすために、転生を通して、幾度も挑戦してゆくのです。
誰の中にも「魂願」は息づいていて、私たちは人生の中で、その片鱗を見つけることができます。
たとえば、決して忘れられない感動をした。強い後悔が湧き上がった。自分の意図とは別に人生が開かれてゆく……。そうした経験に「魂願」のかけらが現れていることがあります。
「カルマ」もまた、人生の中で現れてゆきます。
たとえば、何度も同じ失敗を繰り返す。自分では気づけないが、他者からは明らかである……。このような現実には、「カルマ」が現れていることがあります。
「カルマ」は「魂願」の光に照らされるとき、「同じ失敗をしたくはない」という後悔となり、過去の生き直しへ向かう力となります。「魂願」と「カルマ」が生み出す「願い」と「後悔」の連鎖が、人生を導く力となっているのです。

魂願の現れ

  • 人生の中で強い感動を体験した
  • 強い後悔が湧き上がった
  • どうしても捨てられない願いがある
  • 適当には見過ごせない強いこだわりがある
  • 自分の意図とは別に人生が開かれてゆく

カルマの現れ

  • 何度も同じ失敗を繰り返す
  • わかっているのにやめられない
  • どうしても乗り越えられない
  • 逃げていても、同じ巡り合わせになる
  • 自分では気づけないが、他者からは明らかである

出 典
『新・祈りのみち』p.652〜654
『あなたが生まれてきた理由』p.152〜164
『運命の方程式を解く本』p.98〜107、 p.141〜148
『1億総自己ベストの時代』p.164〜169
月刊『G.』2018年8月号「『魂の学』序説116 魂・心・現実の法則Ⅳ」