#
# #

トピックス

8月17日(金)~19日(日)、全国のGLA各本部にて「2018夏季特別供養」が行われました(東京本部は16日[木]~)

時空を超えた邂逅を果たし、共に新生に導かれる奇跡の場

「特別供養」は、2009年に高橋先生によって開かれた、亡き魂をご供養する場です。全国のGLA各本部において、春季と夏季の2回にわたって行われ、今季で20回目となります。先生は、この場について、このようにおっしゃいました。
――GLAの「特別供養」は、ただ祈りを僧侶があげる、聖職者があげるということ以上に、皆さんお1人お1人がその方を想い、念じ、愛し、そして呼ばれるということです。私は、皆さんのその志を共につないで、あの世にいらっしゃる方――それは光の次元にいらっしゃる方もあれば、深い闇の次元においでになる方もいらっしゃるでしょう。しかし、皆さんがその方とチャンネルを合わせるならば、いかなる世界にあったとしても、必ずこの場で落ち合うことができます――。(2014.3.14「春季特別供養」)
「特別供養」に参列される方は、同伴者の助力を得ながら、事前に亡き魂への想いを深める取り組みをしてゆきます。そして、当日の場では、亡き魂との邂逅が起こり、その後悔と願いのバトンを引き受け、亡き魂と参列者が共に新たな歩み出しに向かうのです。
このたびの「2018夏季特別供養」で、先生は、8月16日(木)、東京・浅草の総合本部本館聖堂に赴かれました。
暑さも少し和らいだ夜、聖堂の正面には、純白の百合やカーネーション、また青の鮮やかな花々に飾られた祭壇がしつらえられ、供養される方々のお写真が飾られています。
荘厳な雰囲気の中、先生が静かに入堂されます。
先生は、まず、この地球上76億人の中で、唯一のその方と出会ったことがどれほどのことであるかを語られました。そして、参列者に、「皆様、お心を1つにして、私と心を合わせ、その方の魂をこちらにお呼びいたしましょう」と促され、祈りを捧げられました。一切を浄化するような精妙な祈りの言葉が朗々と響きわたり、神・大いなる存在の助力の中、あの世の魂とこの世に生きる私たちが、時空を超えて邂逅を果たす場が開かれていったのです。
祈りを終えられた先生は、こう言われました。
「この場にはたくさんの方のお声が幾重にも響いています。その想いの丈をお伝えするお時間としたいと思います」
そして、亡き魂が語りかける声を受信し、縁ある方に次々に伝えてゆかれたのです。
その場で、先生によって明かされる数々の魂の想い――戦争で心に深い傷を負い、それゆえに周囲を傷つけざるを得なかった痛み。若くして突然に逝ったために告げることができなかった家族への伝言。また、生前の忘れがたい思い出や心に刻まれた情景、遺された家族への気遣いと感謝――。
それらは、先生を通して、生前の懐かしい語り口そのままに語られる、故人の願いと後悔でした。
まさに亡き父が、母が、家族が目の前にいる! 参列者は、衝撃とともに、懐かしい存在が、先生を通して、そばにいることを実感していったのです。
そして、あたかも生きている人に向かい合うかのように、生前に語れなかった想いや、亡き魂の想いを引き継いで生きる志を、涙とともに告げてゆくお1人お1人――。
それは、時空を超えた魂の交流の場であり、その場にいるすべての方に、深い癒しとともに「人間は魂の存在」という確信と、「自らも魂の存在として生きたい」という願いが生まれてゆきました。
亡き魂たちが共通して語るのは、めくるめくような圧倒的な光に導かれてこの場に連れて来られたということ。そして、この場には、幾百幾千の光の天使のような存在が満ちあふれているということ――。
次元を超えたその歓びの声にふれた参列者は、たとえどのような世界にあっても、この「特別供養」によって必ず魂は救われる――その確信を深めてゆきました。
私たちを導く大いなる存在の光の中で、あの世の魂とこの世の私たちが見えない絆を結び合い、新たな歩みへの1歩が始まったのです。

この場の映像記録は、いち早く各本部に届けられ、そのいのちが基調となって、翌8月17日(金)より、全国各本部での「特別供養」が開催されました。その場でも、多くの参列者が魂の絆を実感し、新たな生き方へと導かれてゆかれました。
なお、先生は、19日(日)には中京会館聖堂にも赴かれ、同じようにその場を司り、亡き魂の声を聞き届け、故人と参列者の魂の絆を結んでゆかれたのです。

参列者の声

●母のぬくもりを身近に感じて涙が出た
数年前に母が亡くなって、ずっと「特別供養」をしたいと思っていたのですが、今年、ようやく父と弟、叔父と叔母と一緒に参加できました。本当にうれしいです。この場は、すごく神聖な感じがしましたね。お寺でやるのとはまったく違う空間で、高橋先生の祈りをお聞きして、写真をずっと見ていると、ここに来られたことを、母がすごく歓んでいるだろうなと思いました。供養中に母のぬくもりを感じ、母が私たちの傍にいるんだということがわかり、涙が出ました。私を生んで育ててくれた母への感謝の想いが深まりました。そして、これまで支えてくれた皆さんにお返しできるように、これからも私自身がもっと成長して、亡き母親をもっと笑顔にしてゆきたいです。(20代女性)

●若くして逝った父に抱きしめられる感覚があった
9歳のとき突然死んでしまった父の供養でした。「特別供養」は初めてでしたが、供養の間中、頬から膝のあたりまで、抱きしめられているような感覚があったんです。ちょうど持ってきた写真が、父が私を抱いている写真だったので「父の魂がこんなふうに抱いてくれていたのかな」と思いました。私は、霊的なことはよくわかりませんが、本当に父の存在を体感して、「あの世、この世はつながっているんだ」と感動しました。「お父さんがいたから、僕は生まれることができた。お父さん、ありがとう」と伝えました。父は、「頑張れよ。見ているよ」と言ってくれているように感じました。(40代男性)

●「特別供養」は、あの世の魂もこの世の私たちも癒される場
今回、韓国の父と、約50年前に2歳で亡くなった妹の供養に取り組みました。事前の取り組みで、これまで話すことのなかった妹のことを家族で振り返ることができました。今まで父を恨んでいたのですが、「父がいなかったら、私は生まれていなかったし、日本にも来られなかった。そして、こうして『魂の学』を学ぶことはできなかった」と気づくことができ、初めて父への感謝が湧いてきたんです。「特別供養」は、あの世の魂も、この世の私たちも癒される場だと心底実感しました。いつか韓国の姉妹たちにも体験してもらいたいです。(50代女性)

●亡き主人の志のバトンを受け取って
今年の4月に亡くなった主人の供養でした。主人に語りかけたとき、主人から「最高の人生だったよ」って言ってもらえた感覚があったんです。「これは主人の気持ちに違いない」と感じて涙が止まりませんでした。私としては、4年間も闘病していた主人に対して、「もっとこうやってあげたらよかった」という後悔が残っていたのですが、その1言ですごく癒やされました。主人からの志のバトンを受けとって、これから私も時間を頂いた者として、本当に自分を浄化し、周辺の人たちに少しでも調和をもたらすことができるように生きてゆきたいと思います。(60代女性)

●高橋先生とご縁を持つとはどれほどのことか
48歳で亡くなった姉の供養でした。事前の取り組みで、末っ子の私には計り知れないものを、長女の姉はいっぱい抱えていたんだと知りました。姉は大変な人生でしたが、「これから一緒に笑ってゆこう!」って語りかけたら、何か温かいものに全身が包まれ、自分のものではないような涙があふれて止まらなくなりました。「姉が本当にこの場に来てくれている」って感じました。この場がなかったら、姉に自分の想いも伝えられないし、姉の想いも返ってはこない。高橋先生とご縁を持つとはどれほどのことかと思います。これから姉と一緒に魂の成長を果たしてゆきたいと思います。(60代女性)

●亡き父との確執が氷解、同じ夢に向かってゆきたい
父とは生前、確執があったんです。父は会社の創業者で、後を継いだ私は、「リーダーシップが取れていない」「やり方が生ぬるい」などと言われていました。亡くなるまで、このこだわりが氷解しなかったんです。でも、今回、同伴者の力添えで振り返りをして、「社員とその家族を守りたい。仕事を通じて皆に幸せになってもらいたい」という願いが父にあったことに気づきました。そして、それは、私の願いでもあったんです。こんなに父を身近に感じたことは初めてです。「これからは同志として、あの世の父と響働し、一緒に仕事ができるな」と思えたんです。父の志を継ぎ、同じ夢に向かってゆきたいです。(60代男性)