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GLAでは「平成30年7月豪雨」に対する支援活動を展開しています(6)

寸断された鉄道各線が次々に運転再開
7月の西日本豪雨発生以来、GLAでは、高橋佳子先生の陣頭指揮のもと、「1人ひとりの命、生活・人生、そして魂を守ること」を願いとして、3000名を超える会員の皆様がボランティアとして登録され、支援活動を続けています(詳しくは→コチラから)。
被災地では、岡山県倉敷市真備町地区を含む区間で運休していた井原鉄道が、9月3日の始発から2カ月ぶりに全線で復旧。他の鉄道各線でも段階的に運転が再開されています。
また、浄水場の浸水により断水が続いている愛媛県宇和島市吉田町や三間町でも、近隣のダムから水を引くなどして、ほどなく断水が解消されつつあります。
秋の農作物の植えつけに向けて準備
真備町、川辺のMさんのお宅では、支援ボランティアが、家屋の復旧を最優先で進めてきました。そして、いよいよ念願だった畑の復旧にとりかかることになり、倒れたビニールハウスを立ち上げ、畑に残った流入物を撤去。Mさんは、「これで秋の農作物の植えつけのメドが立ちました」と、目を輝かせていました。(8月25日)
大工さんや専門業者の皆さんのお力をお借りして
岡山県高梁市で被災されたWさん宅では、これまでの支援ボランティアによる仕上げ作業を経て、いよいよ大工さんが入り、玄関のサッシの取り替えや屋外給湯器の取り替えが進み、復興が加速しています。(8月30日)
思い出がいっぱいつまった部屋もきれいに
2階でも床上20㎝ほど浸水した真備町、川辺のYさんのお宅では、これまで支援ボランティアが、家屋の壁や床を清掃し、物置の農具などを撤去してきました。そして被災を免れた建具や家具など、被災直後は顧みる余裕のなかったものについても、建具や倉庫スペースの高圧洗浄、除菌を行いました。家族の思い出がいっぱい詰まった部屋もきれいになった様子をご覧になり、Yさんは、歓びに涙を浮かべられていました。(8月29日~31日)
全国からの支援に感謝
民生委員として地域のお世話に尽くされている真備町のYさんは、GLAからのボランティアの方々との出会いをはじめ、被災したことを通して与えられた出来事の1つ1つを大切に振り返られながら、「何もかもを失い、確かに被災は大変だったけれど、ボランティアや支えてくださった多くの皆さんのお心に触れて、今は感謝の気持ちでいっぱいです」とおっしゃっていました。
復興の歩みはこれからも続きます。
ここまでの2018西日本豪雨への全国よりのご支援に心より感謝申し上げます。