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今、自著を語る

今、自著を語る

「心の力」を引き出し、宇宙と響働する

心の力 人生に奇跡を起こすたった1つの方法

2025年発行

1人ひとりの人生から世界の歴史まですべてを生み出すのが、私たちの「心」。そして、心には、想像を超える多様な力が眠っている──。高橋先生は、本書の中で、その「心の力」を引き出し、人生に奇跡を起こすための方法を、5名の実践の物語とともにわかりやすく解き明かされています。

本書の中で、私は、多くの人々が考えるであろう「心の力」について様々に列挙したうえで、実は「心の力」は、そのすべてを凌駕(りょうが)するものであることを訴えました。

私たちの「心の力」の究極のあり方は、宇宙との響働(きょうどう)──。私たち人間の本当の意味での故郷であり、すべての活動の源泉である宇宙そのものと共鳴し、響働して、宇宙の力を引き出すことができるのが、人間の心なのです。

そして、本書は、そのような共鳴、響働を生み出してゆくために、私たちがどのような姿勢で人生を生きてゆくことが必要なのか、その核心となる「憑(つ)きもの落とし」を含めて、5名の方の実践に託して、その具体的な生き方を提示させていただいています。その実践の物語は、心と現実のつながりの秘訣を教える、ワクワクするようなストーリーとなっています。ぜひその物語の中に潜入するように体験していただければと思います。

目次(抜粋)

プロローグ 「心の力」の時代へ
 何が本当で何が確かなのかがわからない時代
 だからこそ「心の力」が必要である

第1章 宇宙と響き合う「心の力」──命の共鳴理論
 誰の中にも「心の力」がある
 命の共鳴が起こった!
 予期せぬ結末──宇宙との響働による奇跡

第2章 心のはたらき──感覚・感情・思考・意志
 肉体からの影響に支配された心
 呼びかけられた事実の点検──思考が動き始める
 感情の封印が解かれた!──整った実践の準備

第3章 見えない限界──何が力を封印しているのか
 3つの「ち」に「憑きもの」が潜んでいる
 心の転換──経営者への道

第4章 憑きもの落とし──「心の力」を解放する
 「憑きもの落とし」の手がかり──魂の願いを知る
 奇跡の躍進──何が橋本さんを変えたのか
 「絶対に行けないゾーン」に到達する

心を知り、光の次元に自らを解放する

新・祈りのみち 至高の対話のために

1987年初版、1999年和英対訳版、2006年改訂版、2012年ポルトガル語版、2014年英語版改定版発行

うれしいときも悲しいときも、順風のときも試練のときも、そして人生の転機のときも、本来の自分に立ち還り、新たな道を開いてゆく。そのための人生の同伴者として、常に傍らに携えていたい『新・祈りのみち』──。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。

様々なエネルギーが渦巻く私たち人間の「心」──。快苦に翻弄され、アップダウンするエネルギーがあれば、「魂」の強さとやさしさを体現するエネルギーもある。あたかもカオスのように捉えがたいその「心」から、「本心」や「魂の力」を引き出し、世界の法則と共振して歩むために生まれたのが、『祈りのみち』です。

そんな「今までにない祈りの本」の構想は、法の継承後、私が自らの「心」と向き合い、そこに流れ込んだ3つの「ち」(血・地・知)、人類のカルマを見つめながら、対話を続ける中で生まれてきたものです。1つ1つの「想い」を受けとめ、浄化し、「本心」へと転換する中で、世界と響き合う道を見出してゆきました。言うならば、『祈りのみち』は私自身の「心」の解体新書として生まれ、個々の祈りは「心」を知り、光の次元に自らを解放するための道そのものとなったのです。

目次(抜粋)

こころに祈る
不満を募らせるとき
不安と恐怖を抱くとき
比較・競争にとらわれるとき
怠情に流されるとき

機会に祈る
今日の祈り
逆境・障害の中にあるとき
病苦を受けとめるために
誕生日の祈り
葬儀に臨んでの祈り

みちに祈る
呼びかけを受けとめるための祈り
魂願成就のための祈り
カルマ超克のための祈り
感謝の祈り
「菩提心発掘」のための祈り──十二の菩提心を育む
「快・暴流」の煩悩を超えるための祈り
「苦・暴流」の煩悩を超えるための祈り
「苦・衰退」の煩悩を超えるための祈り
「快・衰退」の煩悩を超えるための祈り

祈りについて

高橋信次先生から
高橋佳子先生へのバトンの物語

天涙

1994年発行

苦難や人生の不条理を受けとめ、それを超えてゆく生き方を貫いた、多くの魂の物語が綴られた『天涙』──。最終章の「天涙」には、高橋信次先生から高橋佳子先生へと引き継がれたバトンの物語が記されています。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。

『天地有情』の発刊後、会員の方々の人生の物語を改めて紡がせていただいたのが『天涙』でした。登場されるのは、市井に生きるお1人お1人。言うならば、名もなき人々です。しかし、その人生の足跡は、何とまばゆい輝きを放っていることでしょうか。どんな人生にも、心深く語られるべき物語がある──。それを心底、私に教えてくれました。

私自身も、人生の物語を紡いでいる1人です。この本で、祖師高橋信次先生の最晩年の思い出を綴らせていただきました。最期のご自覚をされてから神理の追求の厳格さを研ぎ澄まされた先生と、その真意を受けとめることができなかった周囲の人たち──。その断絶の事実を見つめることから、「基盤論」「自業論」「響働論」が生まれました。私にとって、「魂の学」の土台となった三論の神理は、先生からのバトンの証となったのです。

目次(抜粋)

風炎
一粒の麦
約束
邂逅
絆の海
冬の花
夕映え
寂光
水平線
月天(がってん)
天涙