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果てなき荒野を越えて[増補版]

3・11東日本大震災直後に紡がれた21の詩と写真集に、震災から5年目の新たな書き下ろしを加えた増補版。

【概要】
東日本大震災直後に発刊された24の詩と写真集『果てなき荒野を越えて』に新たな書き下ろし『星を継ぐ者として』を追加し、この度、『果てなき荒野を越えて』[増補版]として発刊いたしました。本書は、当時ベストセラーとなり、東北6県の書店アンケートで「復興に役立つ良い本」に選ばれた1冊でもあります。この度追加された『星を継ぐ者として』は、震災5年目、陸前高田、大船渡を再訪した高橋先生の書き下ろしルポルタージュ。 最愛の家族を亡くし、友人を亡くし、いたたまれない日々を過ごされた被災地の1人ひとりが、今、街の復興のために尽くされている──。そこにこそ、日本人が、受け継いでゆくべき光があるのではないでしょうか。

※なお、前作同様に、本書の印税の全額及び収益の一部は、震災復興のため、被災地に寄付させていただきます。

【目次】
星を継ぐ者として
プロローグ──果てなき荒野を越えて
鎮魂の歌
試練を生きる
創世に向かって

【メッセージ 高橋先生より】

東日本大震災──。未曾有の試練を受けた東北地方と被災者の方々を想うとき、私たちにできることは、まず、この出来事に一緒に向き合うこと、そして傍らに身を置くこと──。その想いで発刊させていただいたのが、この本です。

豊かな恵みとともに、人間が生きる土台をもたらしてきた大自然の営み──。しかしそれは、ときに牙をむいて人間に襲いかかり、大きく傷つけ、また生命を奪い去るものとなってしまう──。人間がどんなに努力しても、様々な形の災害をすべて避けることはできません。人が生きてゆく世界とは、その自然の荒々しい力が横たわっている「荒野」なのです。

私たち人間は皆、「荒野」に生きる同志。その覚悟を持って互いに手を携え、試練を乗り越えて、それぞれが果たすべき使命に応えてゆこうと、鎮魂の祈りとともにお伝えさせていただいたのです。

定価1,676円(税込) 電子書籍版あり

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