神理劇『日出ずる処の天子──聖徳太子』
高橋先生が脚本を書き下ろし、総合プロデュースされた神理劇『日出ずる処の天子――聖徳太子』のDVDとブルーレイが、発売されました(ブルーレイは4/24より)。
この作品は、もともとGLA創立40周年記念として制作された劇で、当時、限定販売されたDVDは好評のうちに完売し、販売終了となっていました。その後、多くの会員の皆様から、「ぜひあのDVDを購入したい」という要望が寄せられ、そのお声を受けとめられた高橋先生は、GLA創立50周年を機に、映像の再編集や新たなテロップ挿入など、リメイクされたDVD、さらに高画質・高音質のブルーレイを制作してくださったのです。
【物語の紹介】
この作品は、紀元6世紀、仏教という新しい教えによって、わが国に新たな息吹を吹き込み、宮殿や寺院の建立、冠位十二階や憲法十七条の制定、遣隋使の派遣などによって、人々の境地を次なる段階へと導き、日本の礎を築いた厩戸王子――聖徳太子の物語です。
DVDおよびブルーレイに付いているブックレットの中で、先生は次のようにおっしゃっています。
「……厩戸王子の歩みの意義は、ただ日本の歴史の中だけで語りきれるものではありません。彼が生きた時代は、実にユーラシア大陸の全域にわたって、それまで個別に存在していた地域や民族や国家が、普遍性の高い宗教のもとに結びつき、より高次の文明圏に再編成されつつある時代でした。厩戸王子による「日本」の礎づくりは、当時全世界に吹いていた時代衝動の風を、東の果ての島国にあってもしっかりと受けとめ、その呼びかけに応えたものだったと言えるのです。
そして、私たちが生きる現代もまた、世界規模のグローバルな試練が様々に訪れている時代です。人類を次なる境地の段階へと促す時代衝動の風が吹いていることを、すでに誰もがどこかで感じているのではないでしょうか」
新型コロナのパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻など、まさにグローバルな試練が次々と起こっている今、厩戸王子――聖徳太子の歩みから私たちに届いている呼びかけに、深く耳を傾けてゆきたいと思わずにはいられません。
開催年 | 本映像は、GLA創立40周年記念として、2009年夏にGLAのセミナーで上演された公演を収録編集したものです。今回、GLA創立50周年を機に、映像の再編集や新たなテロップ挿入など、リメイクされています。 |
場所 | GLA八ヶ岳いのちの里大講堂 |
価格 | ブルーレイ(143分、2枚組) 定価7,300円(税込) ブックレット付 DVD(143分、2枚組) 定価6,300円(税込) ブックレット付 ★ 研鑽用のみならず、一般の方にもぜひご覧いただきたい内容 |