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7月18日(土)~19日(日)、「TL人間学シリーズセミナー2026」第1回が東京プリンスホテルで開催、1100名を超える方々が参加されました!
「悩み」の意味を問い直す
7月18日(土)~19日(日)、「TL人間学シリーズセミナー2026」第1回が、東京プリンスホテルで開催されました(G.ライブ[インターネットライブ中継]にも配信)。
「TL人間学シリーズセミナー」は、経営・医療・教育・法務・福祉などの専門分野の方々を対象に、高橋佳子先生が提唱される「TL人間学」(魂の学)の理論と実践を、1年間を通して継続的に学ぶ登録制のセミナーです。
「TL人間学」を基とした専門分野の研鑽の始まりは、1982年の経営者の集いに遡ります。その後、医療、教育、さらに法務、福祉へと広がり、分野を超えて共に学ぶ場が生まれました。時代が急速に変化し、問題が複雑化、巨大化する中で、まさに普遍的・本質的な問題解決と未来創造の道を示す「TL人間学」が必要とされています。
オープニングでそのことが共有された後、高橋先生の『悩みの本』発刊を記念して開催された「2026 TL人間学シンポジウム」(詳しくは→コチラ)での講演に学びながら、オリジナルの教材シートやミーティングを通して、1人ひとりが抱えている悩みや問題とじっくり向き合う研修が進められました。
夕食休憩後は、大変な反響を呼んだ「2026 TL人間学シンポジウム」前半プログラムがつくられた背景にあった、高橋先生のシンポジストやスタッフ1人ひとりへの関わりが紹介されました。
分野も年代も、抱える悩みも異なる方々が、それぞれに試練や問題を乗り越え、想像もしなかった未来を切り拓いた歩み。それを可能にしたのは、人間を魂と見る人間観・世界観によって、1人ひとりを導かれた先生でした。その姿を通して、「人間を魂と見る」とはどういうことか、また、そのまなざしに立つとき、悩みは魂を成長させるかけがえのない機会となることを、参加者の方々は深く心に刻んでゆきました。
2日目の午前中は、分野別研修の後、「TL(トータルライフ)人間学が拓く日本の未来」というテーマで、医療分野と教育分野から1人ずつ発表がありました。
急速に変化する時代の中、出口の見えない閉塞感と、分断のエネルギーが渦巻く現場において、まさに、人間と世界を1つの有機体として捉える「TL人間学」の有効性を示すリアルな実践――。それを生きた言葉で語る2人の姿に、分野を超えて現代社会の機能不全を根本から治療する強力な処方箋がここにあり、それが日本の新たな未来につながっていることを、参加者の方々は胸に刻んだのです。

高橋先生の講義──「正しい悩み方」が未来を拓く
昼食休憩後は、いよいよ高橋先生の講義です。
先生は冒頭、悩みは、目の前の問題と「本当はこうありたい」という魂の願いとの間に生じる心の不協和音であり、それゆえ、悩みがあるということはその奥に願いがあることを示されました。
そして、ここ数年、人類が直面する問題の質が大きく変化し、新しいタイプの問題が現れていて、多くの専門家を悩ませていること。だからこそ、「正しい悩み方」を学ぶことが求められていると語られました。
次に、「悩みがあるからこそ、成長し、人間関係を深め、願いを発見することができる」という悩みがもたらす3つの良きことを示され、それを現実のものとするための実践原則を、具体例を交えながら説かれました。
さらに、その実践によって生まれる3段階の変化があると明かされ、ある経営者の実践報告を通して、その道行きを具体的に紐解いてゆかれたのです。
「進むも地獄、引くも地獄」という超えがたい試練に真正面から向き合い、「TL人間学」の型に従って行動を重ねてゆく中で、自らが変わり、人間関係が変わり、会社全体の空気も大きく転換していった歩み――。人生最悪の時間が、人生最良の時間への入口となっていたことが明かされると、会場は深い感動に包まれました。
最後に先生は、このようにおっしゃいました。
――この場のすべての方が、大なり小なり、仕事や生活の中で問題を抱えていらっしゃると思います。心に置いていただきたいことは、その問題は、皆さんを覚醒の人生へと導くゲートかもしれないということです。そのゲートを開くためには、「正しい悩み方」を知らなければなりません。「TL人間学シリーズセミナー」は、正しい悩み方を知るための場です。共に歩み、切磋琢磨し合いながら、未来の道を切り開いてまいりましょう。――
先生の力強いエールを胸に刻んだ参加者1人ひとりは、「正しい悩み方」を実践し、それぞれの専門分野で新たな未来を切り拓く歩みへと向かっていったのです。

参加者の声
●患者さんを魂として見て、奥にある願いを照らし出す再生の場にしてゆきたい
この2日間を通して、「正しく悩む」ことがいかに大事か、それは私個人だけではなく、周りの方を幸せにし、ひいては世界の幸せにつながっているとお聴きして、衝撃を受けました。先生が具体的に悩み方を教えてくださったので、「今から実行してゆきたい」と希望を感じています。今回のセミナーで、「悩み」の見え方がまったく変わりました。これからは、どんな小さな悩みや不協和音でも、それを転換してゆきたいと思います。私は精神科の医師ですが、患者さんを魂として見て、その方の奥にある願いを照らし出す再生の場にしてゆきたいと思います。(40代女性・医療)
●社員の可能性を引き出す経営を実践してゆきたい
経営者という立場上、どうしても「利益につながるか」で物事を見てしまい、先生のおっしゃる「正しい悩み方」ができていないことを感じました。また、「社長は何でもできる」「社員は手段」という考え方を引き継いでいることを発見し、「これに縛られているのだ!」と思いました。今までは、圧迫されると、自身の立場を守るために、すぐに状況や他人のせいにして、もがき苦しんでいました。これは、今回のセミナーの取り組みで、初めて見えてきた自分の姿でした。これからは、自己実現のためではなく、社員の可能性を引き出す経営を実践してゆきたいと思います。(40代男性・経営)
●周りの皆さんが笑顔で働ける組織づくりをしてゆきたい
私も今、実践報告の方と同じような悩みを抱えています。今日は解決のヒントを頂き、勇気を頂きました。人を信頼し、親の時代からのご縁を大切にすることによって道を開かれた実践に、ジーンときました。悩みの奥底に願いがあると教えていただき、自分の中にも「世の中をよくするために頑張りたい」という願いがあることがわかりました。経営者の仲間は、共通の悩みをもっているので、すごく話しやすかったです。今日は、先生の「誰にも道は開かれている」というお言葉にすごく勇気を頂きました。これから、周りの皆さんが笑顔で働ける組織づくりをしてゆきたいと思います。(60代男性・経営・初参加)
●「魂の願いを引き出したい」という願いがあることに気づいた
今、感動で胸がいっぱいです。実践報告を聞いて、悩みがあったからこそ、今の人生、境地と智慧があるんだと感じました。ここまでの学びと教材シート、先生の講義から、「悩みこそ自分の願いに気づける道なんだ」と思いました。今、教員の初任者指導をしています。はじめは初任者の問題だと思っていたことが、実は私自身の心の変革を問われていると感じました。そして、グループミーティングの中で、問題の奥に「初任者の魂の願いを引き出したい」という自らの願いがあったと気づき、すごくスッキリしたんです。これからその願いに向かってゆきます。(60代男性・教育)
●「問題は覚醒へのゲートである」という先生のお言葉を胸に前へ進んでゆきたい
実践報告をお聴きして、その意気込みが本当にすごく、自分も見倣おうと思いました。私は、児童養護施設の主任ですが、今回、「悩まなければ前に進めないんだ」ということがよくわかったので、「これからは問題をしっかり受けとめてゆこう」と思います。親の都合で一緒に住めない子どもたちが社会に出たとき、周りの人と交流ができ、自立してゆけるように関わってゆきたいと強く思いました。そのために、周りのスタッフと率直に語り合いながら、「問題は覚醒へのゲートである」という先生のお言葉を胸に、前へ進んでゆきたいと思います。(60代男性・福祉)