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11月下旬、ブラジル各地で「『心の光を見つける12の物語』ポルトガル語版出版記念講演会」が開催されました!


サンパウロ、ブラジリア、ロンドリーナ、アラサトゥバにて
11月22日(土)、23日(日)サンパウロ、30日(日)ブラジリア、ロンドリーナ、アラサトゥバで、「『心の光を見つける12の物語』ポルトガル語版出版記念講演会」が開催されました。
前半プログラムはすべてポルトガル語で進められ、内容も日本での講演会とは若干異なる構成で進められました。
冒頭、絵本を翻訳された二宮正人氏(サンパウロ大学法学部シニアプロフェッサー、政府、皇室関係の通訳・翻訳にも従事)の挨拶の後、ポルトガル語のオープニング映像が放映されると、参加者の方々は一気に引き込まれてゆきました。
その後、講演者の高橋先生のプロフィールと絵本『心の光を見つける12の物語』の紹介、さらに、ブラジルで教師をしている会員から、GLAブラジル会館や学校での絵本の読み聞かせの体験発表、絵本の動画(ポルトガル語による語り)が放映されました。
後半は、先生の講演映像がポルトガル語の字幕とともに放映され、会場には深い感動が広がってゆきました。
初めて参加した40代のペルー人女性は、「この場で学びたい」と感動され、帰宅するなり、ご自身が見たこと聞いたことをご主人に伝えられました。翌日、ご主人と共にGLAブラジル会館を訪れ、映像を視聴されると、ご主人も深く共感され、2人で「魂の学」を学ばれることになりました、この女性は翻訳の仕事に従事していて、将来、「この絵本をスペイン語に訳したい」とおっしゃっていました。
同じく初参加の40代の男性は、帰宅後、さっそく小学生の娘さんに購入した絵本の読み聞かせをしました。娘さんは真剣に耳を傾け「私は『海の心』が1番好き。なぜなら『海の心』は、友だちの肌の色が違っていても、好きな友だちも、嫌な友だちも、面白い友だちも受け入れるから」とお父さんに言ったそうです。お父さんも「このような会話を娘とできることがとてもうれしい」と、とても歓ばれていました。
ブラジルは、「陽気で自由な国」というイメージがありますが、実は、人々の心の奥には深い苦しみや不安が積み重なっていると言われています。だからこそ、多くの方々がこの講演会に共感し、感動され、切実に自らの内なる「心の力」を引き出すことを求めていらっしゃる――。そのことを痛感せずにはいられません。
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2025年、ブラジルでの講演会は、『心の光を見つける12の物語』に込められたいのちが多くの方々に伝わってゆくときとなりました。国や文化、宗教の違いを超えて、1人でも多くのブラジルの方が「心の光」を引き出し、その光が1人また1人と連鎖して広がってゆくことを心より願っています。


参加者の声
●今日学んだことは、私の人生を豊かにしてくれる
願いと心が1つになっていれば、どこにいても、魂として、人間として成長できる。その光を周りの人たちに伝えることができる。そのことが心に残りました。今日学んだことは、私の人生を豊かにしてくれると思います。少しでも日々の生活で実践したいです。また、周りの人たちに学んだことを伝えたいと思っています。(20代女性・初参加)
●心のことをもっと学びたい
「心の力」というテーマをもっと深く学びたいと感じました。「心」という言葉が印象的でした。ここに来るまで会員の方がいろいろな話をしてくださり、「魂の学」についてもっと知りたいと思いました。高橋先生が何度も「心」とおっしゃっているのをお聞きして、心のことをもっと学びたいと思いました。(40代男性・初参加)
●「心の力」というすばらしい力を発揮したい
実践報告者の方と自分の人生が重なりました。自分にも思い込みがあり、それが正しいとは限らないのにそれを求めてしまっていた。自分の心の声を聞いていないと感じました。「心の力」は素晴らしいのに、忙しい日々の中で、その力を使うことができていないと思いました。これから自らの可能性を発揮してゆきたいです。(50代女性・初参加)