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3月23日(日)、金沢で「2025陽春の集い」が開催され、高橋佳子先生がライブで講演をされました!

北陸各地から約1500名の方々が参加
3月23日(日)、金沢で「2025陽春の集い」が開催され、高橋佳子先生がライブで講演をされました(この日は、「2025新年の集い」ビデオ会も全国各地で同時開催)。
会場となった石川県立音楽堂コンサートホールは、JR金沢駅東口に隣接するアクセスの良い場所にあり、高い音響特性とすぐれた臨場感を楽しめる施設です。
全面ガラス張りの明るいロビーには、自らの心のタイプと傾向がわかる「自己診断コーナー」やGLAの研鑽紹介コーナーなどが立ち並び、北陸各地から駆けつけた約1500名の方々の活気と熱気であふれていました。
前半プログラム――先行き不透明な時代を生きる希望
午後1時、プログラムが開始。
前半は、どうすることもできなかった現実に対して、未来を変えることに挑戦したある経営者の親子の歩みが映像で紹介されました。
「魂の学」を学び実践する中で、厳しい生い立ちや病など数々の試練を乗り越え、願いを叶えた父親。そして、その父の願いのバトンが子に受け継がれていった歩み。単なる事業承継を超えた絆の経営の実現に、会場は深い感動に包まれます。1人の心が変わることで、未来がこれほどまで変わるのか――。参加者の胸に、先行き不透明な時代を生きる大きな希望が生まれていったのです。
その後、この日、参加者お1人お1人に届けられる「神理カード」に記された菩提心(本当の自らを求め、他を愛し、世界の調和に貢献する心)には、私たちと天をつなぎ、宇宙の力を借りて試練や問題を解決に導く力があることが分かち合われました。
休憩時間は、多くの方が「菩提心についてもっと詳しく知りたい」と、ロビーで行われた菩提心の体験発表に耳を傾けたり、おもてなしのコーヒーを飲みながら出会いを楽しんだり、明るく和やかな場が生まれていました。

高橋先生の講演――菩提心は「心の力」を覚醒させ、「もう1人の自分」を誕生させる
休憩の後は、高橋先生の講演です。
先生は冒頭、私たちは、新しい年度を迎えるとき、「今期こそはこういうことを成し遂げたい」と目標を抱くが、日常の繰り返しの中で、いつしか「現実は変わらない」という気持ちになってしまうこと、しかし、心と現実は2つで1つであり、「現実が変わらない」というのは、私たちの心の反映であることを示され、以下のように語られました。
――普段、私たちは、「現実は確かな感触、リアルな存在感があるが、心は曖昧で空虚なもの」と思っています。しかし、それは本当でしょうか。本日はぜひ、心と現実の虚実逆転を皆さんに果たしていただきたいと思います。心はリアルで実質的なものであり、私たちは、もっと心の力に関心をもたなければなりません。――
そして、先生は、心には感覚・感情・思考・意志という4つのはたらきがあり、それらが日常の中でどのように動いているのかを、ルネサンスアートシアター(GLAの演劇部門)のスタッフによる寸劇によって示された後、このようにおっしゃいました。
――私たちが抱く目標に向かうためには、この感覚・感情・思考・意志を覚醒させなければなりません。そして、その心の力を目覚めさせるために、自然の中に宿る12の大いなる力――山、大地、火……といった菩提心を、私たちの中に呼び出すことが必要なのです。――
そして先生は、「では、心の力を覚醒させることによって何が起こるのか、お1人の方の神理実践報告を通して、人生の不思議を見つめてゆきたい」とおっしゃり、その歩みを紐解いてゆかれました。
かつては、何か問題が起こるとすぐに「できるとは思えない」と感じていたところから、自らの内から菩提心を引き出すことによって、東日本大震災などの受けとめがたい重い試練や無理としか思えないハードルの高い仕事の課題をいくつも乗り越えていった奇跡のような歩み――。
長年、孤独で殺伐としていた心が、事あるごとに先生に導かれる中で、青空のように澄み切った心に変貌し、想像もしなかった希望の未来へと運ばれたこと――。
「人生に素晴らしいことがたくさん起こりましたね。関わる多くの方々と響働する中で、このような現実に導かれたのだと思います」という先生の言葉に涙する男性――。その歩みは、能登の地震から復興の最中にある北陸の方々の心にも、勇気と希望をもたらしたのです。
最後に先生は、このように述べられました。
――菩提心を生きる功徳は、心の力を覚醒させることにとどまりません。それは、心の奥底にある魂を目覚めさせること、すなわち、「いつもの自分」が知らない「もう1人の自分」の誕生です。菩提心を生きることが人生にもたらす可能性には、限りがありません。これより皆さんにお渡しする「神理カード」には、「12の菩提心」の中からお1人お1人にとって特別な1つの菩提心が記されています。その菩提心を生きるとき、動かしがたい現実に変化が現れ、皆さんが心に描く目標に向けて、力強い一歩を踏み出すことになるでしょう。これからの皆さんの道が開かれますことを心よりお祈りしています。――
その後の「神理カード」授与の時間、先生も授与者の1人として、参加者お1人お1人に親しく語りかけながら「神理カード」を手渡してゆかれたのです。
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この日をもって、2025年の「新年の集い」「新春の集い」「陽春の集い」「新年の集いビデオ会」のすべてが終了しました。これらの集いに参加された方々は約2万8000名。そのお1人お1人が、菩提心を生きることで覚醒する「心の力」への確かな実感と憧れを抱き、新たな一歩を踏み出していったのです。

参加者の声
●AIが全盛の時代でも、心や魂が加わればより人間らしく成長してゆける
先生の講演をお聴きして、「菩提心が重要なんだ」と思いました。世の中は、AIが全盛の時代ですが、物質だけでなく、心や魂が加われば、より人間らしく成長してゆけると思います。先生が発せられる言葉がとてもきれいで、オーラも存在感も、普通の人とはまったく違います。また、この場はとても温かいですね。世の中、機械的な対応がはびこる中で、このように人間的な言葉によってコミュニケーションがとれる場はめずらしいです。スタッフの皆さんもとても親切でした。これから私も、先生のご本やご講義に参加して勉強したいと思います。(20代男性・石川・初参加)
●「このことをもっと早く知りたかった! 今からでもできる!」と思った
近所の方に誘われて参加しました。会場に来てみると、お年を召した方からお子さんまで、実に様々な方がたくさんいらして、イメージとは全然違いました。主人との関係を良くしたいと思って、スピリチュアルなどのYouTube(ユーチューブ)で学んでいたのですが、現実は変わりませんでした。今日は、特に実践報告の方のお話がとても素晴らしく、「このことをもっと早く知りたかった! 今からでもできる! 主人ともお互いを理解し、尊重し合ってゆきたい」と思いました。(50代女性・石川・初参加)
●先生からの言葉に勇気を頂き、「もう1度やってみよう!」と思えた
今、私は、非常に心が揺れ動いている時期で、「かつての町の賑わいを取り戻すために、私にも何か果たすべき使命があるのではないか」と、試行錯誤しながらやってきました。「この先どうなるのか」という心細さや迷いがあったのですが、今日、先生から、励ましのお言葉を頂き、「もう1度やってみよう!」と思えたんです。私は、哲学を勉強してきましたが、先生のお話を伺って、「1番、重要なのは実践だ」と思いました。自分で実践して初めて、そのことがもたらす意味がわかる気がしたので、これから実践してゆきたいと思います。(60代男性・富山・初参加)
●「観音の心」で「他に尽くす」実践をしたい
私は、能登半島や東北の震災のときも、地元の官民合同の救援活動をしていました。昨年、先生が能登の被災地を回ってくださったと伺って、非常にうれしかったです。また、先生は、私が活動している内容をとてもよくご存じで、近しく感じさせていただきました。「神理カード」は「観音の心」を頂き、「他に尽くす」実践をしたいと思っています。私は、常に前向きに、周りの人が幸せになるような行動規範を自分に課してきましたので、今日の先生のお話にとても共感しました。(60代男性・富山)