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9月3日(日)、東京国際フォーラムで「2023青年講演会」が開催されました! 全国・海外で5000名を超える方々が参加
「ぼくたちの中にある大きな力」とは
9月3日(日)、東京国際フォーラムホールB7を発信拠点に全国22会場を中継し、「2023青年講演会」が開催され、5000名を超える方々が集いました(テーマ「ぼくたちの中にある大きな力」)。
東京国際フォーラムは、都心のビジネスセンターに立地し、スタイリッシュな外観をもつ都内でも有数のランドマークです。
陽光が降り注ぐ解放感あふれるロビーには、本講演会の講演者である高橋佳子先生、そして、高橋先生の主宰されるGLA、「青年塾」の紹介ボードがしつらえられ、各ボード前で青年たちによるプレゼンテーションが行われました。また、自分の心のタイプがわかる「自己診断チャート」のコーナーは、早くも黒山の人だかりとなりました。
会場内には、「12の菩提心」(「魂の学」では、菩提心を「本当の自らを求め、他を愛し、世界の調和に貢献する心」と定義し、その輝きを「月」「火」「空」など12の心として表現している)のボードが12枚立ち並び、参加者はそれぞれの菩提心を生きた体験を語る青年プレゼンターの発表に耳を傾けました。
前半プログラムは、シンポジウムです。生まれも育ちもまったく異なる3人の青年が、高橋先生の提唱する「魂の学」によって、どのように試練を超え、新しい人生を切り開いていったのか――その体験の分かち合いに、「こんな道の開き方があるとは!」と、会場は驚きと感動で満たされました。
「もう1人の自分」を発見し、「アンビシャス・マイノリティ」として未来を開く
休憩をはさみ、後半はいよいよ高橋先生の講演です。
先生は、まず、誰もが「自分はこういう人間」という自分に対する常識をもっていて、過去の経験と周囲の人たちのまなざしによってつくられたその常識が、人生の限界をつくっていると明かされました。
そして、新たな人生を生きるには、その自分に対する常識を横に置いて、内側に眠る「もう1人の自分」=「魂としての自分」を発見する必要があると語られたのです。
さらに先生は、シンポジウムで発表した3名の青年を1人ずつ壇上に呼ばれ、それぞれが「もう1人の自分」を見出し、その自分と対話することによって、どのように新たな現実と人生を生み出したのか、その歩みを詳しく紐解いてゆかれたのです。
常識に呪縛された自分から、使命に目覚めた「もう1人の自分」への鮮やかな転換――。会場は水を打ったように静まり返り、魂の力を取り戻す智慧を一言も聞き漏らすまいという集中力で満たされていました。
最後に先生は、このように呼びかけられました。
――経済だけの発展が人類の進歩というのは、すでに時代遅れの考え方です。これから人類の未来を照らす本当の価値を発掘してゆくのは、青年の皆さんお1人お1人です。
第2次世界大戦の敗戦で焼け野原となった日本において「東洋の奇跡」と呼ばれる経済復興を成し遂げたのは、当時、人口の多くを占めていた若者たちの力でした。
そして、これからの日本は、今や人口ピラミッドのマイノリティとなった青年の皆さんがつくってゆかなければなりません。しかし、単なるマイノリティではなく、大いなる志を抱く「アンビシャス・マイノリティ」です。それは、「もう1人の自分」を生み出すことができるかどうかにかかっています。本日を起点として、これより皆さんに新しい人生が生まれることを心より願っています。――
万雷の拍手が鳴り止まない中、参加した青年1人ひとりは、自分自身の奥にある「本当の自分」を知り、その声なき声に耳を傾け、新しい未来に向かうことを心に期したのです。
参加者の声
●明日から私も「菩提心」でチャレンジしてゆきたい
今までは、人生に迷ったり、感情に揺さぶられたりすることが多かったのですが、今日の先生のお話を伺って、「もう1人の自分」に気づいて、その自分と対話できるようになりたい。そうすれば、人生をよりよくしてゆけるのではないか」と思いました。私も、もっと自分を知り、これからの生き方をプラスにしてゆきたいと思いました。今日は初めての参加で、「どんな会場で、何があるのだろう」と不安でしたが、参加してみると、自分の中からエネルギーが湧いてきて、「明日から私も菩提心のことを考えてチャレンジしてゆきたい」という前向きな気持ちになりました。会場の方たちもエネルギーにあふれ、キラキラ輝いていて、「この空間に一緒にいるのが幸せだな」と感じました。(20代女性・初参加)
●「もう1人の自分」の声に耳を傾けてゆきたい
「もう1人の自分」がいるということは、自分も薄々は感じていたのですが、今日のお話を聞いて、「『もう1人の自分』は本当にいる。その声に耳を傾けないといけない。自分の意志や願いをもった若者でありたい」と強く思いました。そして、先生と3人の方との対話をお聴きして、「自分の本当の気持ちや、心の声を大事にしてゆくことが必要なんだ」と感じました。これから心のことをもっと勉強したいと思いました。自分の本当の気持ちや考え方の癖を理解したうえで、同僚や部下、上司と接することができたらもっといい仕事ができると感じ、「自分は、本当は何がしたいのだろう?」と尋ねながら、仕事に取り組みたいと思います。(20代男性・初参加)
●この場は、1人ひとりが大切にされている魅力的な場だと感じた
今日は初めての参加で、会場はすごく和気あいあいとしていて、1人ひとりを大切にしている感じが非常に魅力的だと感じました。僕は、SNSを通じて人生相談をやっているのですが、今日の先生の「もう1人の自分」というお話はものすごく勉強になりました。特に、最初の教師の方のお話は、「自分自身と向き合ったからこそ、生徒さんたちも自分自身と向き合うことができた」ということがわかり、心に響きました。(30代男性・初参加)
●宇宙のつながり、人とのつながりをもっと学んでゆきたい
先生のお話は自分の経験と通じるものがあり、とても感動しました。中でもエンジニアの方の実践には刺激を受けました。宇宙とのつながり、人とのつながりという先生の感性に共感したので、これから様々な集いに参加して勉強してゆきたいです。(30代男性・初参加・アメリカ)