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7月17日(日)、「2022生活実践発足会」が開催、約1万名の方々が参加しました!

時代・社会と向き合い、日常の現実を輝かせるために――GLAの様々な研鑽の場を紹介

GLAには数多くの学びの場がありますが、その1つである「生活実践」は、お住まいや職場が近い5〜6名ほどでグループをつくり、月に2回程度、「魂の学」を楽しく学ぶ場です。
「生活実践」は、2年単位で研鑽が進められています。7月17日(日)には、新たな「2022生活実践発足会」が開催され、約1万名の方々が参加しました(東京プリンスホテルより全国のGLA本部会館・ターミナル、また自宅等にG.ライブ[インターネットライブ中継]で配信)。
東京プリンスホテルのロビーでは、プログラム開始前から、生活の中で「魂の学」を実践するための学びの場を紹介するパネル展示とプレゼンテーションが行われ、大勢の参加者で賑わい、そこここで出会いの花が咲いていました。

午後1時に始まった前半プログラムでは、GLAの様々な研鑽の場について、6名のパネリストによって紹介されました。
人生のすべての年代が輝くことを願って行われる「世代別セミナー」、とりわけ間もなく開催される「かけ橋セミナー」(親子対象)の魅力、また、毎週水曜日に1万5,000名が集まって学ぶ「グローバル・ジェネシスプロジェクト(GGP)研鑽」、そして、この日のメインテーマである「生活実践」――。高橋先生によって導かれる、それらすべての場が、時代・社会と真正面から向き合い、日常の現実を輝かせる取り組みであることが、リアルな映像とともに参加者の胸に迫ってゆきました。

「生活実践」――「回帰」と「交流」によって本心を思い出し、生まれてきた理由に応える場

休憩をはさんだ後は、高橋先生の講演です。
冒頭、先生は、私たちが約2年半にわたり向き合ってきたコロナ禍という試練は、人と人との関わりを分断してきたこと、その今だからこそ、いっそう「生活実践」のいのちを考え、その力が輝き出すように進めてゆきたい、とおっしゃいました。
そして、人は皆、この世界に生まれてくると、内なる魂の願いを忘却し、3つの「ち」(血=両親の価値観、地=地域・業界の常識、知=時代の価値観)に呑まれてしまう。その中で、魂の願い、生まれてきた理由を思い出すためには、建前や本音ではない「本心」を発掘する必要があり、それは「回帰」と「交流」という2つのアプローチによって果たされると明かされたのです。
「回帰」とは、日常の意識のさらに深くに存在するもう1人の自分とやり取りする「我と我の対話」であり、「交流」とは、周囲の人と関わる「我と汝の対話」。そして、「生活実践」では、「我と汝の対話」を通して、3つの「きく」(聞く・聴く・訊く)という深い営みを大切にしているとおっしゃり、「きく」ことの境地を育み、本心があふれ出る実践モデルとして、全国2800の「生活実践」グループの中から、東京の7名のグループの歩みを紹介されました。生まれや育ちもまったく異なる1人ひとりが、「生活実践」で出会い、「回帰」と「交流」によって本心を思い出し、様々な試練を乗り越え、新たな人生を始めて輝いている姿に、会場は深い感動に包まれてゆきました。
最後に、先生は、このように語られました。
――この世界は、境地も個性も異なる人たちが出会う、魂の交差点です。その関わりのネットワークの中で様々な体験を果たすために、私たちは生まれてきました。そして今、人との出会いを奪おうとするコロナの試練の中にあるからこそ、「生活実践」を通して、生まれてきた意味を確かにしてゆきましょう!――
こうして、この日、1万名を超える方々による新たな「2022生活実践」の歩みが始まりました。

「生活実践」は、GLA会員の方ならどなたでも、いつでも参加することができます。
申し込みを希望される方は→コチラ
※今回初参入の方は、研修費免除となります。

参加者の声

●「生活実践で『きく力』を鍛錬してゆきたい!」と強く思いました
私は、障害児施設の施設長をしています。今日、高橋先生から「きく力」のお話を伺い、今まで自分は「従業員をどのように説得し、動かすか」ということばかり考えていたことに気づき、「逆なんだ!」と思いました。これからは、「きく力」によって、従業員の皆さんが、日々、どんな歓びや悲しみを感じているのかを受けとめ、施設のことを考えてゆきたいと思いました。そのために「生活実践」で「『きく力』を鍛錬してゆきたい!」と強く思いました。(30代男性・東京)

●これから英語圏の方とも「回帰と交流」を深めてゆきたい
新型コロナで、なかなか日本に帰国することが叶わず、今日は3年ぶりに高橋先生にお会いできて感動しています。前期の「生活実践」では、奇跡のような出会いを頂きました。私自身、心を開くことを学ばせていただき、皆が毎週「オンラインで会いたい」と思えるようになり、絆を育ませていただいています。これから英語圏の方とも「生活実践」が始まりますので、今日、先生がおっしゃった「回帰と交流」を、私自身も深めてゆきたいと思います。(50代女性・ニューヨーク)

●3つの「きく」を本当に実践し、少しでも前に進みたい
これまで「生活実践」で3年間学んできて、3つの「きく」は大切なことだとは思っていましたが、今日の高橋先生のお話を伺い、自分は、まだ相手に伝える方が重要で、本当には「きく」ことの大切さがわかっていないことに気づきました。これからの新しい「生活実践」では、3つの「きく」を本当に実践してゆきたいし、「我と汝の対話」ができる機会でもあるので、皆さんと一緒に、少しでも前に進みたいと思っています。(50代男性・東京)

●教育現場でも「きく力」は必須
私は話すことが苦手だったのですが、「生活実践」で仲間の皆さんと交流する中で、その苦手意識がなくなってしまい、「本当に救っていただいた。生活実践をやって本当に大きかった」と感謝しています。私は、教師をしていますが、教育現場でも「きく力」は必須だと心から思いました。(60代男性・東京)