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4月7日(日)、「2024善友の集い」が開催されました!

GLA創立より55年――これまでの歴史の上に新たな扉を開く

4月7日(日)、「2024善友の集い」がパシフィコ横浜国立大ホールで開催されました(全国・海外の各会場に中継)。
「善友」とは、共に「魂の学」を学びながら、互いに励まし合い、成長を果たしてゆく友人をさします。「善友の集い」は、毎年、GLAの創立記念日にちなみ、全国の会員・海外の会員が集い、GLAの原点に立ち還るとともに、未来を望み見る集いです。
今年は、創立より55年という節目を迎え、これまでの歴史を振り返るとともに、次なる未来の扉を開く場となりました。
発信拠点となったパシフィコ横浜国立大ホールでは、開場前から大勢の方々が並びました。爛漫と咲き誇る桜の生け花が飾られたエントランスを通ると、海を背景にしたロケーションのマリンロビーです。そこには、GLA55年の歩みを紹介する巨大なボード、GLAの様々な研鑽を紹介するコーナーなどが立ち並び、プレゼンターの説明に耳を傾ける参加者の方々で立錐の余地もない賑わいでした。
前半プログラムでは、鼎談と映像によって、GLA55年の歩みを、とりわけ大きな転換点となった4つの節目(インパクト)を中心に振り返ってゆきました。続いて、今年2024年の年初からの高橋佳子先生の活動の一端に映像を通して触れる中で、私たちはなぜGLAに集っているのか、GLA会員として歩むことの意味を深く受けとめるときとなったのです。
その後、GLA合唱団によって『開闢の時』(GLA愛唱歌)が歌い上げられ、その力強い響きは、まさに新たなGLAの未来が開かれる予感に満ちあふれていました。

菩提心によって「もう1人の自分」を呼び覚ます

休憩の後は、いよいよ高橋先生の講演です。
壇上に立たれた先生は、まず、2月に発刊された著作のテーマである「もう1人の自分」について語るところからお話を始められました。
――「もう1人の自分」とは、「自分はこういう人間」と思っている自分とはまったく異なった高次の自分であり、1度その自分に出会うと、それこそが真実の自分自身であり、それ以外にあり得ないことがわかるのです。――
その「もう1人の自分」は、どのように生まれてくるのか。
先生は、この世界には、1人ひとりの人生の目的を果たさせようとする「人生潮流」があり、「人生潮流」は、「魂の学」における最も重要な教えの1つである「人天経綸図」(「宿命の洞窟」から「運命の逆転」を起こし、「使命の地平」へと向かう人間の魂の歩みを示した図)と重なり合うことを示された後、人はその人生で3度生まれると語られました。
第1の誕生は、この世に生まれてくる肉体の誕生。第2の誕生は、人間として自立する精神の誕生。しかし、それは、世界にあるものを吸い込み、心が厚い殻に覆われた状態であり、私たちは、その心の殻を解除して「第3の誕生」――「もう1人の自分」の発見に向かわなければならないこと。そして、第2の誕生から第3の誕生に向かう牽引力が菩提心(本当の自らを求め、他を愛し、世界の調和を求める心)であると告げられました。
菩提心によって、私たちの心は魂とつながり、宇宙と響き合うことができる。そのとき、人生を下降させる「暗運力」が静まり、人生を上昇させる「明運力」がはたらいて、「人生潮流」の導線にそって人生の道がつくられてゆくと、先生は示されたのです。
では、実際に人生はどのように「人生潮流」に導かれてゆくのか、1人の男性の神理実践報告を通して、その道のりを紐解いてゆかれました。
魂が眠っていた状態から、「魂の学」によって自らを転換し続け、「明運力」を呼び出して自らのテーマを超えていったこと。そこに生まれた「もう1人の自分」によって、さらなる願いに向かっている今であること――。その折々に決定的なはたらきを示していたのが菩提心であることが明かされました。
最後に先生は、大いなる存在・神に「菩薩の祈り」を捧げられました。
「永遠の道を歩む魂たちよ――」。その呼びかけから始まった言魂は、時空を超えて1人ひとりの魂を揺り起こし、精妙な波動が会場に満ちてゆきました。
なぜ、今、自分はここにいるのか。なぜ先生にお会いし、GLAに集ったのか――。
参加者の方々は、その意味と必然を深く得心するとともに、「もう1人の自分」を生み出して自らの使命を果たしてゆきたいという志を確かにしていったのです。

参加者の声

●いつも映像で見ていた先生に直接会えて感激した
今回、ルクセンブルクから初めて参加しました。先生の「菩薩の祈り」をお聴きして、なぜかわからないけど、涙がいっぱい出てきました。言葉がよくわからないところもありましたが、とても心に残りました。私は、いつもルクセンブルクで、パソコンで先生の映像を見ているので、こうやって直接先生の講演をお聴きできて、とても感動しました。そして、先生が55年も続けていらっしゃることが本当にすごいなと思いました。中学生になって、勉強も難しくなってきていますが、頑張ってゆきたいと思います。(10代女性・初参加)

●誰もが菩薩の道を歩んでゆけると知り希望を感じた
私はこの1月に入会したばかりで、「菩薩の祈り」の意味も理解できていないのですが、お聴きしていると、「私が果たしたかったことは、このことなんだ!」と深いところで感じ、とても不思議な感覚でした。「魂の一体感、共鳴とは、こういうことなのか」と、日常生活では決して感じられない感覚に驚いています。先生の講演で、「もう1人の自分」が現れてゆく道ゆきをお聴きして、「誰もが菩薩の道を歩んでゆけるのだ」と大きな希望を感じました。今日は、「命を全うして私にしか果たせない使命が必ずある」と感じたので、皆さんと一緒に「第3の誕生」に向かって歩んでゆきたいです。(20代女性・初参加)

●求めてきたからこそ今ここにいると感じた
先生の「菩薩の祈り」が自分の中に響いてきて、「私が求めてきたことだ、ここをめざしてゆきたい」と強く感じました。自分の中にある「もう1人の自分」を見つけて、宇宙と魂を分断している厚い殻を打ち破ってゆきたいと思いました。菩提心は具体的な道しるべだと思うので、目の前の事態に対して菩提心で乗り越えてゆきたいです。自分が求めていたからこそ、様々なご縁でこの場所にいるんだと思いました。(30代男性・初参加)

●亡くなった主人と響働して使命を果たしてゆきたい
初めてパシフィコ横浜の「善友の集い」に参加させていただき、本当に感動しました。実践報告の方の前半生は、私の人生と似ている感じがあり、お聴きしながら、自分の人生も深めることができました。私は、「女の子は親の敷いたレールに乗って生きればいい」と言われ、願いもわからず生きてきました。でも、先生に導いていただいて、ボーッと生きていた自分の奥に「願い」があり、人生の出来事1つ1つが意味あるものとしてつながってきて、だからこそ、今、自分がこの場にいる意味があるのだとわかりました。私は、4年前に主人を亡くしたのですが、その主人も、今日、ここに来ていると感じました。亡くなった主人と響働して果たすべき使命があると感じましたので、これからその使命に向かって生きてゆきたいです。(60代女性)

●GLA会員であることの誉れと誇りを感じた
毎年、「善友の集い」に参加するたびに、「新しい1日1日を歩んでゆこう」という気持ちになります。自分が生まれてきた所以を尋ね、菩提心を発掘して少しでも皆様のお役に立てるよう生きてゆきたいという想いが、今、ふつふつと湧いています。先生の講演は、非常に重要な教えが凝縮されていて、本当に圧倒されました。先生とご一緒に歩めることが、どれほど自分を支えてくれているかを改めて感じ、GLA会員であることの誉れと誇りを強く感じました。(70代男性)