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5月14日(日)、「高橋佳子新刊出版記念TL人間学シンポジウム」が開催されました! 東京プリンスホテルから全国の会場に中継、約5000名が参加

人間を魂と見る人間観・世界観に基づく心と現実の同時変革

5月14日(日)、「高橋佳子新刊出版記念TL人間学シンポジウム」が、東京プリンスホテル・鳳凰の間を発信拠点に全国の会場を中継で結んで開催され、約5000名が参加しました。
「TL人間学」(魂の学)は、人間を魂と見る人間観・世界観に基づき、「魂―心-現実」のつながりをトータルに捉え、問題解決と新たな現実創造の道を開く実践哲学です。
このシンポジウムは、主に経営、医療、教育、法務、福祉などの専門分野の方々を対象に、高橋先生の新刊『人生を取り戻す』の出版を記念して開催されました。
ロビーには、高橋先生の紹介ボードや、それぞれの専門分野の研鑽や実践の紹介ボードが並び、開始前からプレゼンターの分かち合いに熱心に聞き入る方々で立錐の余地もないほどでした。
前半プログラムは、高橋先生の日頃の活動が映像構成で紹介された後、「TL人間学」を実践する専門家の方々によるパネルディスカッションです。
経営や医療の困難な現場に直面し、人生を手放しかけた危機を「TL人間学」によって乗り越えていった歩み――。お1人お1人が語る心と現実のつながりの実感と確信、そこから生まれる驚くべき現実の変化、そして、その根底からあふれる本心の発見の歓びに、「人生を取り戻すとはこういうことか」という深い感動と驚きが会場に広がってゆきました。

「必然深度」を育むことによって開かれる真の問題解決への道

後半は、高橋先生の講演です。
先生は、まず、シンギュラリティ(AI[人工知能]が人類の知能を超える転換点)について触れられた後、実際にご自身でChatGPTに質問を投げかけ、対話される中で、AIが抱く高度な知能を参加者の方々に示されました。
そして、だからこそ、私たちは「人間の価値」とは何かを考えなければならないときが来ていると説いてゆかれたのです。
――専門分野の仕事に従事する皆さんは、「問題解決者」でもあります。では、「真に智慧深い問題解決者」とは、どのような人なのでしょうか。目の前の事態に対し「この事態は私に何を呼びかけているのか」と内に向かう目を育む中で、私たちの内側に、事態と自分自身の心をつなぐ「必然深度」が生まれてゆきます。その「必然深度」によって、事態の本当の原因を探求し、解決の道を見つけるだけでなく、なぜ、自分はこの仕事をしているのか、仕事と人生の目的が明らかになってゆくのです。――
その後、2人の医師を順番に壇上に呼ばれ、その実践の歩みを紐解いてゆかれました。事態の呼びかけを聴き、「必然深度」を育む中で、人生の目的に目覚め、真の懸命さを抱く問題解決者となっていった道のり――。先生は、そこには「高次の人格」が現れていること、そして、それこそがAIにはない人間の価値であり、私たちが求めるべきものであると明かしてゆかれたのです。
講演を終えられた先生に、万雷の拍手が送られました。
参加者の方々は、この日、激動の時代に生きる1人として、真の人間の価値を求め、人生の目的に向かう一歩を踏み出されたのです。

参加者の声

●専門知識を磨き、今の仕事に就いている意味を求めてゆきたい
高橋先生の講演で、あれだけ深いまなざしで人生や物事の目的に迫ることができるということに衝撃を受けました。私も、成功や評価に手ごたえを感じてしまいがちですが、「人生の目的を果たす」ことを手放さないこと、それこそが真の問題解決の道であり、「シンギュラリティの時代における人間の価値」なんだということがわかりました。このことを忘れず、「TL人間学」を人生の指針として、専門知識を磨き、今の仕事に就いていることの意味を求め続けてゆきたいと思います。(20代女性)

●「人間だからこそできることがある」とのお話に深い共感を抱いた
「人生の目的」という言葉を聞いて、自分が「なぜ教師を選んだのか」という原点を思い出すことができたのが大きかったです。以前、ある記事で、AIの発達によってなくなる職業に教師も挙げられていたのですが、勉強や社会のルールはAIでも教えることができるとあって、強烈な違和感を覚えたんです。しかし、今日、高橋先生が「人間だからこそできること、人間の価値がある」とお話しされて、しかもそのことに共感する人がこんなに大勢いることを知り、驚きました。「ここには同志がいる!」と感じました。(30代男性)

●「TL人間学」で進んでゆけば、必ず道がある
実践報告で試練の乗り越え方を聞かせていただき、私も医師として非常に迷っている状況だったので、「『TL人間学』で進んでゆけば、必ず道はある!」という希望を感じました。従来の医療の教育では教えてもらえない「目に見えない魂の世界」を、医療者自身が開拓してゆかなければならないと感じ、AIのことも含め、医療の未来を教えていただいた気がします。これから、1つ1つの出来事に対する「必然深度」を深め、感謝の想いをもって大切に出会ってゆきたいと思います。(40代女性)

●これからの時代には「高次の人格を持った専門家」が必要だと感じた
高橋先生の講演をお聴きして、これからの時代、AIを超える「高次の人格を持った専門家」が必要になってくることを強く感じました。私は、経営コンサルタントとして取引先の業績がよくない原因を財務諸表で抽出しているつもりでしたが、本当に深く原因を抽出できておらず、お1人お1人の心の問題に関する視点が足りなかったと強く感じました。本日、「絶対にあきらめてはいけない」という気持ちを立てさせていただきましたので、経営者の皆様の立場に立ち、同じ目線で接してゆけるように努めてゆきたいと思います。(50代男性)

●自分の人生について考える素晴らしい1日だった
1番印象に残ったのは、「人生に目的がある」ということです。実践報告では、目的と手段を転換し、問題を解決してゆかれた力が非常に素晴らしいと感じました。「今、自分がやっていることには、どういう意味があるんだろうか」と、1つ1つ考えると同時に、「自分は、もともと何がしたかったのか」と、もう1度深く振り返ってみたいと思います。今日は、「人生を取り戻す」というテーマで、改めて自分の人生について考える大変に素晴らしい1日でした。次回もぜひ参加したいと思います。(50代男性)