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三宝出版ホームページでは、専門分野の方々による『2つの扉』応援メッセージを連載しています(5)

三宝出版のホームページのブログでは、経営・医療などの専門分野の方々による『2つの扉』応援メッセージを連載しています。詳しくは→コチラ 

今回は、経営分野の広川明一さんのメッセージをご紹介します。

「すべての経営者にお勧め! 会社を変える具体的方法を教えてくれる本です」

広川明一さん(長岡石油株式会社代表取締役)

本書を読んで、私は、特に第8章「原因をつくる側になる」で紹介されている経営者の根本妃美子さんの実践に深く共感しました。
生い立ちから、自己不信と他者不信を持たざるを得なかった根本さん。社員に対してさえ恐怖心を持っていた根本さんが、社長に就任してから社員への関わり方を大きく変え、社員と心から協力できるようになっていった歩み――置かれている状況は違いますが、私自身の人生を重ねて読ませていただきました。
私は、創業80年の工業用潤滑油・切削油(加工油)の販売業務を行う会社を経営しています。
初代社長の父から会社を受け継ぐ2代目として、東京の大手加工油会社で修行して戻ってきた20代後半の頃、私は、「2代目なんてなるものじゃない」と思いました。
全員、私より年長者――。心の中は「なんで社員は頑張らないんだ」と、自ら営業に出て走り回り、孤軍奮闘。そのうち退職する社員も出てきました。
高橋先生が提唱される「魂の学」を真剣に学び、少しでも実践しようと努めるようになったのはその頃からです。
自らの心を見つめ、転換してゆくと、不思議なことですが、社員のよさが心に飛び込んでくるようになり、「社員1人ひとりのよさを見えなくさせていたのは、私だったんだ」と後悔しきりでした。それから、少しずつ社員との交流が生まれ始め、社員が元気になっていったのです。
今、私は、「なんてよい社員ばかりに恵まれているんだろう!」と感謝の日々です。様々な課題に対して、社員同士で切磋琢磨し合い、協力して解決してゆく姿を見るのがうれしくて、私が皆から元気をもらっています。
この激動の時代、孤軍奮闘で苦しんでいる経営者の皆さん、また、試練や問題に直面して何とか道を開きたいと頑張っている方には、ぜひ、本書をお読みいただきたい。特に第8章の「原因をつくる側になる」は必読です。会社を変えるには、まず自分(社長)が変わること。そして、どう変わったらよいのか、この本が具体的に教えてくれます!

会社を変えるには、まず自分(社長)が変わること――。体験に裏打ちされた広川さんの確信は、問題を解決して道を開きたいと願うすべての人に必要な極意ではないでしょうか。
この応援メッセージは、お知り合いの方に『2つの扉』をご紹介する際にも、ぜひご活用ください。

(文責:三宝出版)