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5月3日(日・祝)、「2020青年塾セミナー」がワンデイセミナーとしてG.ライブ(インターネットライブ中継)で開催されました!

全国、海外約3000名の参加者が1つにつながる

5月3日(日・祝)、GLAの世代別セミナーの皮切りとなる「2020青年塾セミナー」が、G.ライブ(インターネットライブ中継)で開催されました。
新型コロナウイルスが世界を席巻する中、GLAではG.ライブ(インターネットライブ中継)による研鑽を実施しています。これにより、一堂に会することはできなくても、様々な研修をどこにいても受講することができます。「青年塾セミナー」も、例年は八ヶ岳山麓にある研修施設で2泊3日で行われていましたが、今年はワンデイセミナーとしてG.ライブで行われることになったのです。
先行きが見えない新型コロナウイルス感染拡大の不安、そしてこの事態を何とか解決し、このセミナーで試練を乗り越える智慧を知りたいという期待を抱いた1800名を超える青年及びオブザーバーを合わせ、約3000名の参加者が、日本全国、そして海外はアメリカ、ブラジル、オーストラリア、ヨーロッパ、ケニアまで、インターネットを通じてつながりました。

「自分を知る力――アフター・コロナの時代に向かって」

プログラムは、高橋佳子先生がこのセミナーのために収録されたオープニングメッセージで始まりました。
先生は、各国の政治、経済、社会に深刻な影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染拡大は、第2次世界大戦以来の危機であり、この時代を参加者1人ひとりが青年として体験していることの意味に迫ってゆきたいと語られました。
そして、ここ数年の国際社会の急激な変化を読み解きながら、新型コロナウイルスの問題を「カオス」(まだ結果や結論が出ていない、様々な可能性と制約を秘めた混沌とした状態)と捉えたとき、人類が高次の可能性を開いてゆくか、あるいは破壊の道を突き進んでしまうかは、私たちの生き方にかかっていることを明かしてゆかれたのです。
そして、その時代の分水嶺に立っている1人ひとりが、自らの人生の仕事を尋ねてゆくセミナーにしたいとおっしゃった先生は、セミナーテーマ「自分を知る力――アフター・コロナの時代に向かって」を発表され、教材シートへの取り組みを誘われました。
青年の仲間の取り組み事例を参考に、参加者はそれぞれの受講場所でシートに取り組み、グループ分けされた仲間たちとSNSを活用してミーティングを行うなど、場所を超えたつながりを感じながら、プログラムが進んでゆきました。

高橋先生の講演――「響働による創造」によって新たな未来を開く

その後、発信拠点となったGLA総合本部本館の聖堂で講演に立たれた先生は、新型コロナウイルスの問題が起こったために「できなくなった」と感じることは何か、参加者に問いかけ、それぞれの携帯に入力することを誘われました。
すると、1人ひとりが入力した文字が即座に聖堂に置かれたモニターに映し出されていったのです。先生は、それら「できないこと」の根本にあるのは「人との触れ合い」であり、今は人との触れ合いが制限されているけれども、感染が終息した後の世界では、離れていても志や願いによって結ばれる共同体が大きな力を持つようになると語られ、青年塾はまさにそういう共同体であると語られたのです。
さらに、志の連帯による共同体でなければ果たすことができない「響働による創造」について、5月6日から始まる「自分を知るための『一日一葉』特別セミナー」ガイドブック制作に携わったメンバーの中から5名を壇上に招き、その取り組みを分かち合ってゆかれました。先生の指導のもと、仲間と響働しながら、これまでの自分を知り、新しい自分に目覚め、青写真の具現に全力で向かっていった歩み――。それは、まさに不可能を可能にしたドキュメントであり、1人ひとりにとって、決して忘れることのできない体験として、魂深くに刻まれてゆきました。
そしてその道行きは、3000名すべての参加者が歩むべき道と重なり合い、この激動の時代を生きる示唆に満ち、希望の光を伝えていたのです。

参加者の声

●人との関わりにおいても新たな挑戦に向かいたい
今、受験生ですが、外出自粛の中で、勉強もするけれど、違うことにも目がいってしまう自分を止められていないことが、シートの取り組みを通してわかりました。高橋先生の講演を聴いて、さらにそのことを深く理解できたので、今日は参加して本当によかったです。これから事態を本当に光転させてゆくことができるように努力してゆきたいです。今は皆、自分のことで精いっぱいな状況と思いますが、アフター・コロナの時代は、皆で手を取り合ってゆかないといけないと思いましたので、人との関わりにおいても新たな挑戦に向かいたいです。(17歳男性・中京・初参加)

●「カオス発想術」によればどんなところにも光転の因子があることがわかった
世間はコロナ対策で手いっぱいなのに、高橋先生は、自分たちが見ている世界のもっと先をご覧になっているんだと感じました。そして、そういう時代に応える力を持った青年が、志の連帯でコロナ後の世界をつくることが求められているとすごく感じました。僕は今、就職活動の真っ最中ですが、コロナの影響ですべてストップしています。コロナはマイナスでしかないと思っていたんですけど、「カオス発想術」によれば、どんなところにも光転の因子があることがわかり、今だからこそできることがたくさんあることに気づきました。(22歳男性・近畿)

●「自分にもこんな願いがあるんだ!」とびっくり
すごく凝縮した学びで、教材シートに取り組むと、ただ仕事をしているだけでは気づけない願いが出てきて、「自分にもこんな願いがあるんだ!」と、びっくりしました。ミッションワークに向けて、1歩深く掘り下げることができたと思います。先生のご講演には、いつもパンチをくらったような衝撃を受けますが、今日は「自分のエネルギーを失速させていたのは自分だった。だから実行に移せなかったんだ」と、正体を摑むことができてうれしかったです。これから、「『一日一葉』特別セミナー」で「自分を知る力」を育めることが本当に楽しみです。(25歳男性・中京・初参加)

●離れている仲間とつながることができてがうれしかった
初めての「青年塾セミナー」をとても楽しみにしていました。5名の実践報告をお聴きして、「自分を知る力」は本当にすごいし、私も変わってゆけば世界に貢献することができるのではないかと、モチベーションが上がりました。今、ナイロビはロックダウンしていて、私もこの先、仕事がどうなるかわかりません。でも、セミナーに参加して、アフター・コロナをどう生きてゆくかを考える時間を持てました。そして、ミーティングを通して、皆がどう未来をつくってゆきたいかという願いを聞くことができ、離れている仲間とつながることができてうれしかったです。「『一日一葉』特別セミナー」にも参加して、もっと努力してゆきたいと思います。(26歳女性・ケニア・初参加)

●「『一日一葉』特別セミナー」がとても楽しみ
私は、「自分もいつか八ヶ岳で『青年塾セミナー』に参加したい」とずっと思っていました。今日は、高橋先生が青年のためにつくられるセミナーがどういうものかを知ることができてよかったです。「人にどう見られるか」とか、自分が抱えていた悩みは、実は多くの青年も同じような悩みを抱えていて、それについて先生がお話しくださったのがとてもよかったです。シートは難しかったけれど、ミーティングをしながら少しずつ深めることができました。「自分を知る」ことが1番重要なことだと感じたので、「『一日一葉』特別セミナー」をとても楽しみにしています。(28歳男性・ブラジル・初参加)

●ワンデーとは思えない密度の濃いセミナー
ワンデーセミナーとは思えないほど、すごく密度の濃いセミナーでした。ミーティングも皆さんとLINEをつないでやったり、八ヶ岳に行くのと同じような気持ちで学ぶことができて、とてもうれしかったです。シートの取り組みも、現実を見て、未来からの願いが引き出されるようで、これからもっと深めてゆきたいと思いました。今、子育て中ということもあって、なかなか集いに参加できないこともあるんですが、こうやってインターネットを通して学べることは本当に有難いです。これからは神理と生活が一体となった日常を送ってゆきたいと思います。(33歳女性・東京)