#
# #

トピックス

3月8日(金)~10日(日)、全国のGLA各本部で「2019春季特別供養」が行われました(東京は7日[木]~)

「特別供養」とは――亡き魂と参列者がともに深い癒しと再生へ

「特別供養」は、これまでGLAで培われてきた供養行の取り組みの上に、2009年に高橋佳子先生が開かれた亡き魂の供養の場です。
事前に一定期間、故人を振り返る供養の行に取り組んだ参列者は、当日、高橋先生の祈りによってあの世とこの世の扉が開かれる中で、懐かしい故人の魂との邂逅を果たします。
通常の供養の概念を遙かに超えたこの場では、亡き魂の存在がリアルに感じられるばかりでなく、次元を超えた交流を体験し、深い癒やしとともに、参列者も故人の魂も、共に新たな生き直しに導かれてゆくのです。

「特別供養」を司られる高橋先生――世界でただ1人の御霊のために

「2019春季特別供養」は、3月8日(金)~10日(日)、各本部にて開催され(東京は7日[木]~)、高橋先生は、3月7日(木)の夜、総合本部本館聖堂でその場を司られました。聖堂の正面には、純白の花々に飾られた祭壇がしつらえられ、明るく透明な気配に満ちています。祭壇には、供養を受ける故人の方々のお写真が飾られています。
厳粛な気配の中、先生が入堂されます。
――大自然の中で、水は、雨となり、川を流れ、大海となり、雲となり、やがてまた雨になって大地に降り注がれます。すべてが循環し、終わることなく輪廻し続けているように、私たちの魂も輪廻の旅を続けています。今回、ご供養をしてさしあげるその御霊は、世界にただ1人。あなたの内にあるその方の記憶の一切を引き出して、一心に念じてください。――
そう静かに語られた先生は、祭壇に向かわれ、大いなる存在・神への祈りを捧げられました。
魂の奥底まで浄化されるような祈りの波動が響き渡り、場の空気はさらに清明になってゆきます。
祈り終えられると、先生は、「この場には、様々な場所からのたくさんの亡き魂のお声が響いています」とおっしゃり、参列者1人ひとりに歩み寄って、その方にゆかりある魂の声を受信し、その方に伝えてゆかれました。
先生によって語られる故人の想い――。生前、一緒に過ごした懐かしい思い出。身悶えするような後悔。思いもかけず妻や子に出会えた歓び、遺した家族への助言や励ましなど、参列者も知らなかったことも含めて、その方だけが知っている事実が、生前そのままの口調でリアルに語られてゆきます。
亡きあの人が目の前にいる! 参列者の方々は、その確信とともに、奇跡のような出会いに涙し、故人への感謝を述べ、この世での生き直しの決意を伝えてゆきました。まさに次元を超えた邂逅がその場で起こっていたのです。
そして、故人の魂が異口同音に語るのは、めくるめく光に導かれて、気がついたらこの場にいたこと。ここには、言葉では表せないような、何百もの光り輝く存在がいらっしゃるということ――。
この世の概念では到底理解できないような現実を体験した参列者は、言葉にならない驚きと歓びとともに、「人間は永遠の生命を抱く魂の存在」との確信をもって、新たな歩みへと導かれていったのです。

この場の映像記録は、各本部に届けられ、翌8日(金)からの全国各地における「特別供養」の場で放映されました。さらに10日(日)、高橋先生は、近畿会館聖堂で行われた「特別供養」の場も司られ、参列者1人ひとりに語りかけ、亡き魂との出会いを導いてゆかれたのです。

参加者の声

●祖父の願いを引き継いでゆきたい

亡くなった祖父がそこにいると実感しました。祖父は、よく「人類はみんな『宇宙船地球号』っていう船に乗っているんだ」「愛を伝えてゆけば、それが伝搬して大きな愛になる」って僕に言っていたのですが、そのことを思い出し、「おじいちゃん、その志を継いでゆきます」って伝えたら、「わかった。頼んだぞ!」っていう声が聞こえたような気がしました。祖父の願いを引き継いで生きてゆきたいです。(20代男性)

●自分の生き方を変える決意の日となった

同伴者や司祭との出会いを通して、今、生きている私が神理実践することで、その波動があの世に伝わるということを教えていただきました。今日は、「ここから新しく変わる歩みを始める」と、自ら決意する日となりました。「特別供養」は、本心を思い起こさせてくれる大切な場です。(40代男性)

●見えないものに想いを馳せる大切さを実感

これまでは「見えるものがすべて」で、自分が生まれる前のことに想いを馳せることもありませんでした。でも、今回、初めて祖父の供養に取り組んで、祖父がいたからこそ、今、私がいることが感じられ、見えないものに想いを馳せることの大切さと感謝の想いがこみ上げてきました。「私の心が浄化された分だけ、祖父も光の世界へ行ける。ここから、祖父と一緒に成長してゆく歩みが始まるんだ」と思いました。(40代女性・初参加)

●亡き両親とつながっている歓びを感じた

会いたくて、会いたくて、たまらなかった父と母が、近くに来ていると感じ、たくさん話しかけました。「よく頑張ったね」「一緒に『魂の学』を学べてうれしいよ」と言われているような気がしました。「特別供養」は、「あの世とこの世に分かれていても、私たちはつながっている」ということを感じさせてくれる場です。「ここに来ればまた会える」と思えます。この場は光そのものですね。「ああ、これからこういう気持ちで生きてゆけばいいんだ」と希望を頂きました。(50代女性)

●あの世もこの世も救われる感謝でいっぱい

「特別供養」があるからこそ、あの世に還った魂も、この世の私たちも救っていただき、感謝の想いでいっぱいです。先生にお会いできなかったら、夫を亡くし、息子を亡くした私は、人生をどう生きてゆけばよいか、途方に暮れていたに違いありません。しかし、GLAで新しい人生の見方を学んだからこそ、今こうして生きてゆけるのだと感じます。今日は、「大丈夫、ママは絶対にやってゆけるから心配しなくていいよ」と伝えたら、息子の笑顔を感じることができました。息子も安心したのだと思います。(70代女性・サンフランシスコ)