高橋佳子先生の最新刊『人生を取り戻す――「まさかの時代」を生き抜く力』が、全国各地の書店・オンライン書店、電子書籍で販売を開始しました！
こちらのページでは、『人生を取り戻す』に関わる様々な最新情報をお届けしてゆきます。

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魂の感覚を抱くとき、すべてが一変する

……「人間は魂の存在である」という確信をもつとき、すべてが一変してしまうほどの劇的な変化がもたらされるのです。
自らの本質を魂と受けとめたとき、人生における出会いと出来事は、偶然に生じたものではなくなります。それら1つ1つが、そのときに成就すべき青写真を示唆し、果た すべき人生の仕事、魂の使命の手がかりとなります。
自分自身を魂だと思えるとき、私たちが生きているこの世界は、偶然に生まれ、何となく人生を営む場所ではなくなります。魂にとって肉体は、言うなれば「バイオスーツ」（「有機的な衣服」の意）。人生は、魂がバイオスーツをまとうことによって初めて経験できる修行の場となり、自らを成長・進化させてゆく絶好の機会となります。
そして、人間がつくった優劣の尺度で差別されることなく、誰もがそれぞれの生きる場所で、かけがえのない役割を抱いた存在であることが明らかになるのです。
まさに、１人ひとりの人生が、そのように取り戻されるべきものであることを、私たちは教えられるのです。

人生を取り戻す7つの実践・7つの挑戦

本書では、今述べた魂の感覚、魂の重心を確かにすることによって、人生を取り戻す「もう１つの道」を読者と共に探求してゆきます。

第1章　「コロナ」から取り戻す
第2章　「親ガチャ」から取り戻す
第3章　「窓際」から取り戻す
第4章　「回り道」から取り戻す
第5章　「落ちこぼれ」から取り戻す
第6章　「病」から取り戻す
第7章　「喪失」から取り戻す

これら７つの章では、「コロナ」「親ガチャ」「窓際」「回り道」「落ちこぼれ」「病」「喪失」といった、様々な理由から人生を手放しかけた人たちの人生の危機を取り上げています。そして、その危機を乗り越え、いかにして自らの人生を取り戻したかという実践の歩みが記されています。その歩みはまた、それぞれの中に隠れていた可能性、隠れていた力を引き出していった挑戦の記録でもあります。
そして、これらの人生の危機は、たまたま個人が抱えた危機ではありません。まさに日本人が直面している社会問題の１つ１つであり、本書は、その社会問題に私たち１人ひとりが自らの人生を通して取り組むことによって、解決の道をつけることができることを提言するものです。
本書を手にしてくださったあなたも、ぜひ、ご自身のこれまでの人生を心に置いて読み進めていただければと思います。きっと、７人の登場人物の人生の歩みの中にご自身の姿を発見されるはずです。
そして、そこから、あなた自身が自らの人生を取り戻す鍵を見出し、新たな歩みを始めていただけるなら、それ以上にうれしいことはありません。

「プロローグ」より一部抜粋