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2つの扉 ――「まさかの時代」を生きる究極の選択

人間を「物質」として見る左側の扉の向こうの世界と、人間を「魂」として見る右側の扉の向こうの世界。
私たちは今、その2つの扉のどちらを選んで生きるのか、究極の選択を迫られている──。
右側の扉の人間観・世界観を生きたとき、人生が驚くべき変貌を遂げることが、実践者の歩みとともに明かされます。

【目次】

プロローグ
第1章 2つの扉のどちらを選ぶのか
第2章 本心を知る
第3章 人生の目的を探す
第4章 心に人を住まわせる
第5章 レッテル貼りをやめる
第6章 困難から宝を取り出す
第7章 「する」を連ねる
第8章 原因をつくる側になる

プロローグより(一部抜粋)
「究極の選択」が鍵になる

コロナ禍が図らずも明らかにしたのは、未来は常に人間の予測を超えているということであり、これまで人間社会を揺るがしてきた出来事は、世界がいつの時代も人間の想像を超える衝撃をもたらしていたことを教えているのです。
さらに、先のスマホの例を思えば、むしろ、人類の技術革新のスピードが上がれば上がるほど、私たちがこれまで経験したことのない、予測不能な現実に遭遇する確率は高まってゆくのではないでしょうか。
つまり、私たちは、これまでも、そしてこれからも、何が起こるかわからない、何が起こっても不思議ではない世界を生きてゆく──。
「まさかの時代」は、ずっと続いてゆくということなのです。
では、私たちは、そんな世界をどう生きてゆけばよいのでしょうか。
その鍵となるのが、「究極の選択」──。どんな時代に生きようとも、人間にとって、逃れることのできない究極の選択があります。
今日、人々は、その選択をほとんど意識していないかもしれません。
それは、ある意味で「忘れ去られた選択」とも言えるものです。
その究極の選択とはいかなるものなのか。そして、その選択の向こうに広がる世界をどう生きてゆけばよいのか。それを明らかにするのが本書の目的です。
本書を手にされたあなたが、この究極の選択を果たし、「まさかの時代」を生きる確かな力を手にされることを願ってやみません。

【メッセージ 高橋先生より】

2年の間、世界を混乱に巻き込んだコロナ禍、そして突如として現実になったロシアのウクライナ侵略によって、私たちが「まさかの時代」に生きているという実感を強めている方は少なくないでしょう。外なる世界が大きく揺れ動き、あらゆるものが破壊されかねないような状況の中にあるとき、私たちがまず求めなければならないのは、内側に揺るぎない中心軸を抱くことです。まさに、その要請に応えようとするのが、本書の志です。
2つの扉が象徴する、あらゆる選択の土台にある人間観・世界観の選択──。人間を「もの」と見る人間観・世界観ではなく、人間を「魂」と見る人間観・世界観を選び、生きることは、その中心軸を確立することにほかなりません。
私たちが激動する世界を如実に受けとめながら、人間の抱く全体の力を引き出し、今、ここに託されている青写真を実現する──。本書は、そのための生き方の心得が1つ1つの章に示されている実践の書なのです。

定価1,980円(税込)

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