神理劇『貫かれた信仰 高山右近』
GLA創立50周年記念の一環として「かけ橋セミナー」などで上演された、2019年度ルネサンスアートシアター作品『貫かれた信仰 高山右近』のブルーレイ・DVDが、「2021感謝の集い」でいよいよ発売開始となります!
ここに、神の国をつくる――
戦国乱世にあって、理想と現実をつなぐことをあきらめなかった1人の武将が、3人の天下人を動かしていった
【Story】
今から約500年前――。日本は、100年におよぶ「戦国時代」の中にあった。武将たちが各地を独自に支配し、勢力を拡大するために、戦いを繰り返していたのである。
それは、子が親を追放しようとも、家臣が主君を裏切ろうとも、とにかく勝ちさえすれば権力を握ることができる「下克上」の時代。それまで「正しい」とされてきた生き方がまったく通用しない、力こそがすべての時代であった。
そんな中、当時、日本に伝わったばかりのキリスト教こそが、戦国乱世を終わらせる手がかりだと考えた武将がいた。高山飛騨守とその子――高山右近(幼名・彦五郎)である。
右近は、自らの領地を神の光が顕れる国にしようと決意。教会を建て、伝道に励み、身分の違いを超えて領民の人生に寄り添い、信仰の理想を現実の形に現すためにあらゆる努力を重ねていった。その右近に出会った人々は、誰もが平等で大切にされる世界を垣間見て、未来への希望を確かにしていった。
しかし一方、当時の宣教師の中には、ポルトガルやスペインが世界各地で進める征服活動に協力する者もまた多数存在していた。その事実に日本の独立を危ぶんだ豊臣秀吉や徳川家康は、キリスト教の伝道を制限し、やがては禁止してゆく。
次々に訪れる試練の中で、右近はどのように信仰を貫いてゆくのか。そして、その信仰は、どのようにして生まれたのか――。
開催年月 | 本映像は、2019年8月3日、9月15日の2度にわたってGLAのセミナーで上演された公演を収録編集したものです。 |
場所 | GLA八ヶ岳いのちの里大講堂 |
価格 | ブルーレイ(173分、2枚組) 定価7,300円(税込) DVD(173分、2枚組) 定価6,300円(税込) ★★ 研鑽用のみならず、一般の方にもぜひご覧いただきたい内容 |