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人生創造のユニット

©︎KEIKO TAKAHASHI

人生にやってくる様々な「カオス」に形を与えるのは、私たちの心──「受発色」です。

そして、「人生創造のユニット」とは、「カオス→受発色→光転・暗転の現実」を、人生を形づくる基本単位と捉えるまなざしであり、新たな未来を開くための大切な智慧なのです。

人生に訪れる出会いや出来事は、まだ何も形になっていない「カオス」としてやってきます。その「カオス」に私たちの心が触れることで、「カオス」は「光転の現実」、あるいは「暗転の現実」へと結晶化します。そのため、その自分の心を知ることがとても重要です。

「魂の学」では、心のはたらきを「受発色」という言葉で表しています。「受」とは受信。物事を「感じ・受けとめる」はたらき。「発」とは発信。感じ受けとめたあと、「考え・行為する」はたらきです。その結果、生まれてくる現実を「色」と呼びます。この「受」「発」「色」が回り続けるのが心であり、私たちは呼吸をするように「受発色」を繰り返しています。

「受発色」が「カオス」に1回触れると、そこに1つの「光転の現実」、もしくは「暗転の現実」が生まれます。私たちの人生は、この「カオス→受発色→光転・暗転の現実」というセットでつくられていて、これを「人生創造のユニット」と呼びます。

自らの「人生創造のユニット」に無自覚なまま今までの生き方を続けるならば、私たちは「昨日のような今日、今日のような明日」と、慣性力のまま人生をつくり出してしまいます。それだけに、私たちがどのような「人生創造のユニット」をつくるかで、自らの未来を変えることができるのです。

出 典
『運命の逆転』p.112〜154「人生創造のユニット」ほか
2016新年の集い「運命を超える力・人生を創造する力」(ご講演DVD・CD)
2015高橋佳子講演会「未来は変えられる!」(ご講演DVD・CD)