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供養

GLAにおける「供養」は、「永遠の生命観」に基づき、あの世(実在界)とこの世(現象界)の魂の絆の再結(結び直し)、そして互いの魂の成長と成熟を願いとして取り組まれるものです。その意味で、一般の供養とは一線を画すものとなっています。

「供養」の本質は、亡き魂への尊敬と感謝、愛念であり、そこから生まれる魂との対話です。親しかった魂の供養も、また先祖供養も、その目的は、亡き魂との絆を再結し、互いの進化、成長を果たしてゆくことにあります。

魂の遺志を受け継ぐことと、自ら自身が人生をひたむきに歩んでゆくことは1つであり、私たちがそのように生きることを通して、つながりのある魂に、私たちの心境の深まりが光となって伝わってゆきます。このために高橋佳子先生がつくられた、「魂の学」に基づく供養のためのライフスタイルが、「供養行」です。

「供養行」は、自宅などに供養の場を設置し、身体を清め、祈り心で向かいます。基本的な取り組みの期間は30日で、まず、「亡くなられた方に対して心の同調回路を開く」期間、次に「自分自身の振り返りを行う」期間、さらに「自分の気づきや発見を基に、亡くなられた方に愛念を持って語りかける」期間です。この期間を通して『新・祈りのみち』を朗読したり、書写したりしながら、供養する魂に光を送り続けます。こうした1つ1つのことが、見えない次元に旅立った魂に、何にも代えがたい光をもたらすのです。

そして、このような「供養行」の取り組みを土台として高橋先生が開かれたのが、「特別供養」です。

出 典
『供養行への誘い』(GLAブックレットシリーズ)
『人生で一番知りたかったこと』p.188〜194
『魂の冒険』p.233〜235
『新・祈りのみち』p.541〜546