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11月23日(金・祝)、第27回トータルライフ(TL)医療学術集会が開催されました!

人間を魂と受けとめるTL人間学(「魂の学」)による医療実践

11月23日(金・祝)、東京・秋葉原UDX4階ギャラリーにて、第27回トータルライフ(TL)医療学術集会が開催されました。
テーマは、「人間を魂と受けとめる医療への挑戦Ⅲ――人生の最後まで輝いて生きることをめざして」。150名の方々で活気あふれる場となりました。
当日は、シンポジウム、ポスターセッション合わせて22の演題が発表されました。
シンポジウムは、「地域包括ケア」「予測・予防医療」「精神科・心療内科医療」「終末期医療」の4つの演題で進められ、ポスターセッションは、それぞれの医療現場での困惑に対して、高橋先生が提唱されるTL人間学(「魂の学」)に基づいた様々な実践が発表されました。
それらは、唯物的な人間観に基づく現代医療の延長線上では決してあり得ない、新たな解決の道を開くもの――。1つ1つの実践は、個性豊かであると同時に、その根底には、人間を魂と受けとめる人間観が貫かれていました。

医療経済研究機構所長による特別講演

特別講演では、京都大学副学長、国立社会保障・人口問題研究所所長を歴任され、現在、医療経済研究機構所長であり、厚生労働省・社会保障審議会会長を務める方をお招きしました。ご専門の話に加え、当日の様々な発表について共感的な感想やコメントをお伝えくださり、会場全体が1つとなった温かい場が生まれました。
これは、演者のお人柄によるものであることはもちろん、TL人間学に裏打ちされた医療実践が、現在、日本の医療界のフロントで活躍されている方々に共感していただける水準に到達したからではないかと思われました。
唯物的な人間観で突き進む先端医療の抱える光と影、さらに2025年問題を始めとする問題山積の医療界に、「人間を魂と受けとめる医療」が風穴を開け、新たな医療のトレンドを生み出すことを願って、さらに歩みを進めてゆきたいと思います。
なお、詳しくは、TL医療研究会のホームページの「速報」をご覧ください(https://tl-medicine.com/)。
毎年秋に開催されるトータルライフ(TL)医療学術集会には、共に新たな医療を開いてゆきたいと願われる医療者の方はもちろん、一般の皆様もご参加いただけます。
関心をおもちの方は、次回、ぜひご参加ください。

(文責:TL医療研究会)