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3月1日(水)、「2023祈りと絆の集い」が開催されました――全国・海外で1万名を超える方々が参加

慰霊と復興の祈りとともに、コロナ禍の3年を見据え、新たな未来への一歩を踏み出す

毎年、東日本大震災の起こった3月に開催される「祈りと絆の集い」は、幾多の災害で亡くなられた方々を慰霊し、被災地の皆様の復興を祈願するとともに、今後起こりうる災害に備えるための集いです。
今年は、3月1日(水)に行われ、全国・海外で1万名を超える方々が参加されました(GLA総合本部本館、各本部・ターミナル、およびG.ライブ[インターネットライブ中継])。
前半プログラムでは、東日本大震災直後から数年にわたり、「生命・生活・人生・魂を守る」という指針の下、高橋先生の陣頭指揮によって、GLA共同体がどのように支援活動を展開していったのか、そして、先生が被災された会員お1人お1人に寄り添い、その人生を支え、同伴してゆかれる記録映像が放映されました。
そして、東日本大震災の折、先生ご自身が被災地を巡礼される中で著された『彼の地へ』『希望の王国』(いずれも三宝出版)より2篇の詩が朗読され、さらに震災10年目の2021年3月11日、先生が東北の会員に向けて収録されたメッセージ映像を受け、慰霊と復興を祈願して黙とうを捧げました。
後半プログラムでは、コロナ禍の3年間、先生が64回にわたって、主に医療従事者を対象に開催された「新型コロナウイルスカオス研究会」の様子を伝える映像を視聴。最新の医学論文やデータに基づき、直感と実証による先生の洞察が、刻々と変化する事態に最善の道を開いてきたことを実感しました。さらに、今後起こりうる災害時への備えについても分かち合われ、アフターコロナの時代に向かう一歩を踏み出すときとなったのです。

参加者の声

●この12年のすべてに感謝
2011年のあの日から、どれほど心の復興の歩みを頂いてきたのだろうかと、この12年のすべてに感謝しました。東北で震災を体験し、東北に生きる私にとって、この集いはとても大切な集いで、もともとの自分の願いに戻る大事な時間です。そして、共に東北に生きる方々にも、高橋先生、GLAのことを知ってほしいと思いました。(30代女性・東北)

●被災地に想いを寄せ続けてくださった先生の歩みが鮮烈に心に刻まれている
東日本大震災から12年。岩手県民として、3.11は永遠に変わらない鎮魂の日です。街が消え、人が消え、希望などあるものかと思った被災地に、想いを寄せ続けてくださった先生の歩みは、今でも鮮烈に心に刻まれています。災害はいつどこで起こるかわかりません。だからこそ、幾多の試練を「魂の学」の力で乗り越えていった方々の願いを受け継ぎ、同じ悲しみを繰り返さないために、防災・減災に努めてゆきたいと思いました。(40代男性・東北)

●GLAの災害に対する取り組みがよくわかり、共同体と絆の重要性が理解できた
GLAの災害に対する取り組みがよくわかり、共同体と絆の重要性が理解できました。新型コロナウイルスに対する先見的な活動にも感心しました。災害への対策も具体的で、共感するとともに、ある程度の覚悟が必要と思われました。アフターコロナの時代、人類・社会のあり方が問われていると感じるとともに、自らの魂のあり方を勉強してゆきたいと思います。(70代男性・北陸)

●心を育み、心を輝かせて生きることこそ、亡き魂への供養
先生は、被災地を訪ねて1人ひとりに寄り添い、ご慈愛を持って励ましてくださいました。震災に遭われた方、親族を失われた方は、どれほど元気と勇気を頂き、新しい一歩を踏み出されたことでしょうか。生かされている私たちが、心を育み、心を輝かせて生きることこそ、亡き魂への供養となると思います。大いなる存在との絆、共同体との絆をいっそう深めることが、「まさかの時代」を生き抜く力になると思いました。(90代女性・中京)