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今月の詩

智慧を集めよう。 一人ひとりがその深奥から智慧を紡いで一つの織物にしてゆこう。 地の隅々に生きる人間の光で世界を覆う網目をつくってゆこう。 蓄えられ集積された光と力――。 新しい時代を切り開く大いなる叡智の道はそこから生まれてくる。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2012年2月号巻頭言

祈りとは神の息と一つになることである。大宇宙の意志と響き合うことである。 だから祈りと化した行動が光をもたらすのである。 他を案じ世界を想う祈りを湛える心が力をもたらすのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2012年1月号巻頭言

すべてが移ろい壊れゆくこの世界。時はその象徴のように非情に流れてゆく。しかし人はその流れ去る時に想いを込め手をかけて魂の中に消えることのない結晶を残してゆく。時に打ち勝つとは現在を生きて時の流れを超えるその結晶を生み出すことである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年12月号巻頭言

自らの魂に目覚めた人は内なる呼びかけを聴く。 困難に直面したとき岐路にさしかかったときもう一人の自分と対話する。 今すべきことは何か。どちらに進めばよいのか。魂の声を弁別する。 そのために常に内なる声が濁りなく響くように心を磨いていなければならない。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年11月号巻頭言

どんよりと重い雲の上にどこまでも澄み切った空が広がっている。 厳しい嵐で大気が乱れてもやがて変わらぬ秩序が戻ってくる。 だからその源を信じその中心を忘れず千変万化の世界に応えてゆこう。 何が起ころうとそのすべてを受けとめその一切に応えうる揺るぎない「私」を思い続けよう。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年10月号巻頭言

これまでの自分をはみ出すことから新しい自分が生まれてくる。 繰り返しを超える一歩を踏み出すことから新しい現実が始まってゆく。 社会への関心自らの責任内なる願いを押し広げることから新たな次元が開かれるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年9月号巻頭言

私たちの足跡は自分だけで記せるものではない。先祖の歩みがあり先達の挑戦があって生まれてきたのである。一人ひとりの存在も数多くの人々の生活も限りない歴史の営為も見えない絆に支えられ見えない次元に見守られている。亡き魂を供養するとき人はみな思い出すべき恩恵に誘われる。立ち還るべき原点に導かれている。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年8月号巻頭言

混乱矛盾に満ち困難試練を避けられない荒ぶる世界の真実は人々にどう生きるのかと問うている。その問いに私たちは内なる菩提心をもって応える。菩提心とは道徳心でもただの良心でもない。人間の根源からわき出すあふれてやまない光と力である。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年7月号巻頭言

どんなに忙しくても魂との対話を忘れてはならない。 意識を静寂にして願いと理由と必然を抱く魂を感じ求めてゆかなければならない。 その歩みによって本当の生きがいが生まれ人生のすべてが輝き出す。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年6月号巻頭言

大いなる試練のとき――。 悲しみとともに心に沈潜し苦難の中で生き方を問い直そう。 そのとき人は歩むために新たな中心を探しているのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年5月号巻頭言

人は誰も独りで生きることはできない。他に生かされ他に応えて人生を歩んでゆく。絆の深さが人生の深さとなり絆の豊かさが人生の豊かさとなるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年4月号巻頭言

問題が山積する閉塞した状況のときこそ「滅」から始めることが必要である。「今」の重力から自由になってめざすべき場所を求め果たすべき願いを尋ねる。そのとき見えなくなっていた最善の道が示される。新たな道が現れるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年3月号巻頭言

成果を得ても生き方を問い結果がよくても動機を尋ねるのが「魂の学」の姿勢である。湧き上がる内なる力をどれほど信じられるか。せめぎ合う内なるエネルギーをどれほどリアルに感じられるか。そこに叡智界への道がある。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年2月号巻頭言

時代と世界の真の呼びかけに応えるには日々新たな関わりを生きなければならない。それは中心と本質に向かって一歩一歩近づくことである。心を磨き求真の時を刻々と重ねることである。人生は常に深化を求め宇宙はいつも私たちを新たな次元に誘っている。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2011年1月号巻頭言

一年の歩みを自らに根づかせよう。心と現実はつながっていたか。願い・目的を確かにすれば行動と現実は変わっただろうか。日々の中で実践してきたことを改めて心に定着させ生きた智慧とするのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年12月号巻頭言

現象世界を歩むからには大切な想いは行動に現してゆこう。形に結ぶまで
努力を続けてゆこう。これまでなかった新たな現実を生み出すには熱と力の連打が必要である。忘れない熱あきらめない力その二つを持続させる時間が何かを結晶させるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年11月号巻頭言

生まれながらの限界も人生に訪れる幾多の壁も一切を受けとめる「心」を人はその内に抱いている。「心の王国」は限りを知らずすべてを包み込みすべてに応えるだけの広さと深さを湛えている。そこに沈潜することを忘れず心の主人となるならば多くの智慧と力によって人生は比類なき輝きを放つのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年10月号巻頭言

見える世界だけを相手にする人生は初めから可能性の半分を手放す人生である。魂は見える世界見えない世界を貫いて歩み続ける存在――。気づかぬ絆に支えられ知られざる助力に満ちるのが私たちの人生の全貌なのである。だから忘れてはならない。人は見えない世界とともにある。人は見えない世界に応えてゆく。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年9月号巻頭言

魂に刻まれたどうしても果たしたい願い世界に生まれてきた理由この人生でなければならなかった必然しかし、そのすべてを忘却するところから人生は始まる。失われた智慧失われた願いと理由と必然を求めて人は旅立つ。人生とは失われたものを取り戻し道なき道を切り開く「魂の冒険」なのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年8月号巻頭言

人は魂と心と肉体からなる。だから赴くべきところに赴き為すべきことを為すためには魂を養うだけでなく肉体を整えていなければならない。身体の養生が精神の成長を支えるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年7月号巻頭言

そこには大きな力がある。豊かな智慧がある。限りない経験が蓄えられている。心の奥に広がる魂の領域には想像を超える可能性が横たわっている。だから魂を信じてみよう。あなたは世界をもっと深く感じることができる。人生をもっと強く生きられる。現実をもっと新しく生み出すことができる。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年6月号巻頭言

小さな一歩でも無数に続けるならどこにでも行ける。わずかな努力でも限りなく重ねるなら確かな力に結晶する。積み重ねてゆくならいつか必ず大いなる結実の時が訪れるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年5月号巻頭言

すべての人生は「善き友」を求めている。苦しいときに励まし合い悲しいときに支え合う存在。弱さを見せることも本心を語ることも切磋琢磨することもできる存在――。「善友」とともに歩むことができるなら人生は自ずから深化と開花を果たすことができるだろう。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年4月号巻頭言

はじめから成長したものはない。もともと深化したものはない。時をかけて引き出し錬磨することで育まれてゆく。そしてある日堰を切ったように内からあふれるように花開くときを迎えるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年3月号巻頭言

厳しい寒さから身を守るように試練やつらい体験のとき人は内に籠もることがある。しかしそれは過酷な外界をただ遠ざけるためだけではない。籠もるとは自らの内なる魂につながるときである。傷を癒して再び歩み出すための智慧と力を蓄えるのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年2月号巻頭言

挑戦とはあきらめずに続けること。苦手なことに向き合うこと。新たな領域に歩み出すこと。次元を上げて進むこと。挑戦することで人はさらに自らを深く知り人生を輝かせ世界との絆を確かにしてゆく。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2010年1月号巻頭言

とどまることのない時の流れに節目をつくることでもう一つの時が生まれる。人はそこで立ち止まり振り返り内と外を結びつけそして展望する終わりは始まり。後悔は願い。再生と新生の時の輪廻である。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年12月号巻頭言

人は誰も想像を超えるエネルギーを秘めている。しかし、それを引き出すには焦点を定めて集中しなければならない。想念と行動を集約し凝縮する意志が必要なのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年11月号巻頭言

ものごとが抱く光と闇プラスとマイナスその両面を受けとめ呼びかけに耳を傾ける。陰影が深まり心の奥行きが生まれてゆく。本当の充実成熟のときはそこに訪れる。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年10月号巻頭言

時は流れ日々が繰り返される。起床から始まり身支度、仕事、家事、食事、そして、就寝で終わる毎日の生活――。しかし、変わりなく続くその反復に、何を込めるかが人生の創造につながるのである。生活をおろそかにするなら飛躍にも結晶にも届かない。日々の営みこそが特別な時間を生むのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年9月号巻頭言

揺れ動く世界の中で人生を全うするためには変化と試練を覚悟することが必要である。覚悟とは迷いを去って真理を悟ること。心に決めて固めることでも目を閉じてしまうことでもない。どこまでも明らかな眼で見続けることである。見続ける力が真実を射ぬき応える力を生み出すのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年8月号巻頭言

魂を想うなら自らの心の声にまっすぐに応えることである。魂を守るなら自分が何を歓びとするのかを忘れないことである。内なる声に従って歓びに生きるとき限りを超えて魂は成長するからである。時を超えて魂は輝き続けるからである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年7月号巻頭言

試練が続いても混沌があふれても一人ひとりの内側に不滅の光が宿っている。それは自らを輝かせるだけではない。周囲に現れた光と響き合い隠れている光に共鳴する。一つから一人から世界の輝きを紡ぎ出す不滅の次元が息づいている。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年6月号巻頭言

重心を移して傍にいる人のことを想ってみよう。相手の気持ちになって出会う人のことを考えてみよう。それだけで新しい世界に出会うことができる。自分をはみ出して歩み出すこと。新しい現実がそこから始まってゆく。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年5月号巻頭言

どんなことも受けとめられる。どこからでも始められる。きっとそれだけの広さと強さをあなたは現すだろう。自らを信じること――。それはやがて歩み出す未来の自分を信じることである。未熟から出発できる今の自分を信じることである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年4月号巻頭言

いつかその日が訪れる。きっとその時はやって来る。だからそのために備えていなければならない。蓄えておかなければならない。準備すること――。それは、すべての試練とあらゆる挑戦に最善を尽くして托身するための大切な一歩である。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年3月号巻頭言

「乗り越える」とは軽々と跳び越えてゆくことではない。地に足をつけてその地形に沿って一歩一歩踏み越えてゆくことである。試練に立ち向かいその中で自らを変えて同じ場所に解決の道を探すのである。新たなテーマと向かい合い努力を積み重ねて次元を上げる力を同じ日々から引き出すのである。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年2月号巻頭言

「改める」とは今を吟味し本来の状態に戻すこと。後悔を願いに結んで生き直すことである。かつて存在しなかった新たな道を新たな生き方によって切り開くのである。正しさを求めながら矛盾が現れ続けるとき不信と憎しみばかりが募るときそこにはきっと「改めなさい」との呼びかけが響いている。

高橋佳子 月刊誌『GLA』2009年1月号巻頭言

バックナンバー

2012年2月
智慧を集めよう。

2012年1月
祈りとは

2011年12月
すべてが

2011年11月
自らの魂に

2011年10月
どんよりと

2011年9月
これまでの自分を

2011年8月
私たちの足跡は

2011年7月
混乱矛盾に満ち

2011年6月
どんなに忙しくても

2011年5月
大いなる試練のとき――。

2011年4月
人は誰も

2011年3月
問題が山積する

2011年2月
成果を得ても

2011年1月
時代と世界の

2010年12月
一年の歩みを

2010年11月
現象世界を歩むからには

2010年10月
生まれながらの限界も

2010年9月
見える世界だけを

2010年8月
魂に刻まれた

2010年7月
人は

2010年6月
そこには

2010年5月
小さな一歩でも

2010年4月
すべての人生は

2010年3月
はじめから

2010年2月
厳しい寒さから

2010年1月
挑戦とは

2009年12月
とどまることのない

2009年11月
人は誰も

2009年10月
ものごとが抱く

2009年9月
時は流れ…

2009年8月
揺れ動く世界の中で…

2009年7月
魂を想うなら…

2009年6月
試練が続いても…

2009年5月
重心を移して…

2009年4月
どんなことも…

2009年3月
いつか その日が訪れ…

2009年2月
「乗り越える」とは…

2009年1月
「改める」とは…

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