『新・祈りのみち』について、高橋佳子先生は、その著書の中で次のように記されています(10頁)。
「いついかなる時も、私たちが自ら自身に立ち還ることができるように──。孤独感や虚しさが癒され、降りかかるどんな厳しい現実に対しても、勇気をもって引き受けることができるように──。そして、常に私たちに呼びかけ続けておられる神の声に耳を傾けることができるように──。
そんな願いから、本書は生まれました。いわば、人生の同伴者とでも申しましょうか、嬉しい時も悲しい時も、あなたの傍らに置いて人生の道を歩んでいただけたら、何よりの幸せです」
その言葉の通り、これまで多くの会員の方々が、折々にこの『新・祈りのみち』を開き、あたかも高橋先生に対話していただいているように、そのお言葉に親しみ、心を立て直し、また勇気を持って事態に向かい合ってきました。本書を通して、どれほど癒され、支えられてきたか、分かりません。
その意味で、『新・祈りのみち』は、会員にとって、片時も手放すことのできない教典にほかなりません。
「本然の諸相」「人間の諸相」「自律のことば」から成る『生命の余白に』について、高橋佳子先生は、「三つの智慧が預けられた書」とおっしゃっています。すなわち、「本然の諸相」はこの世界のすべて、宇宙・自然を貫いている理について、「人間の諸相」はこの現象界で光と闇の相克を生きる人間の真実の姿について、そして「自律のことば」はその人間がどのような心で生きてゆけばよいかについて、まさに「神韻」を湛えた言魂の響きによって伝えてくださっています。
このうち、「自律のことば」は、もともと高橋先生ご自身が「このように生きて道を切り開く」というご決意を表してくださったものであると伺っています。
会員の方々が日々、どのような心構えで自らの願いを生きていったらよいのか──。「自律のことば」は、まさに会員にとっての生きる指針であると言えるでしょう。
GLAを創立された高橋信次先生が、会員のために著してくださったのが『心行』です。高橋信次先生は、その大意を次のようにおっしゃっています。
「人は、どこからきて、どこへゆくのか。人間がこの世に生まれるということは、どんな意味があるのか。死とは何か。宇宙はどうしてできたか。魂があるとするならその意義を知りたい。心とは何か、神とはいかなるものか。こうした諸問題、つまり、宇宙と人間、人間の存在意義、心の実相を明らかにしたのが『心行』であります」
会員一人ひとりにとっての根本的な教典の一つとして受けとめさせていただいているのが、この『心行』です。